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切迫早産、切迫流産・・・もしもの時にかかる費用は?

お腹の中の赤ちゃんとご自身の健康は何より大切ですよね。でも、どんなに気をつけていても、流産などの不測の事態は誰にでも起こりうるものです。もしもの時に慌ててしまわないよう、かかる費用などについて把握しておきましょう。

 

お腹の中の赤ちゃんとママ自身の健康は何より大切なものですよね。でも、どんなに気を付けていても、流産などの不測の事態は誰にでも起こりうるものです。

もしもの時にあわててしまわないように、かかる費用などもチェックしておきましょう。

 

切迫流産って?

切迫流産とは妊娠22週未満で、流産しかけている状態のことをいいます。妊娠初期の切迫流産では有効な治療法はなく、妊娠12週以降の切迫流産は治療により流産を防げることもあります。出血やおなかの張りがある場合は、止血剤や張り止めのお薬が処方されます。

 

入院となると、状況によっては内服だったお薬が点滴に変更になることもあります。

また妊娠中期以降、切迫流産の原因が頸管無力症と診断され、頸管縫縮術が必要になる場合もあります。

 

 

切迫早産って?

早産とは妊娠22週以降37週未満で赤ちゃんが生まれてしまうこと。切迫早産とは、その早産になりかかっている状態をいいます。

 

妊娠週数や破水、感染の状況、おなかの赤ちゃんの様子によって対応が異なります。妊娠継続が可能な状況であれば、安静と張り止めのお薬を使用して経過を見ていきますが、場合によっては、入院してすぐにお産!帝王切開!ということも。

 

入院費用はどのくらい?

入院費用は、入院する医療機関、治療内容、入院期間によって異なります。おおまかな内訳としては治療費と食事代だけでも、だいたい1日1万円程度が目安です。

 

そこにプラスして差額のベッド代がかかります。おおよそですが、1日2万円程度を想定しておくと良いでしょう。

 

 

頼れる医療制度を要チェック!

長期の入院になってしまった場合の費用を考えると不安になってしまいますよね。そんな不測の事態をサポートしてくれるのが、「高額療養費制度」です。

 

1つの医療機関に支払った1カ月の医療費が、一定の自己負担限度額を超過した時、超過分が健康保険から払い戻されます。

 

切迫早産などで入院することがあらかじめわかっている場合は、事前申請が可能です。事前申請ができなかった場合でも一旦医療費の3割を支払い、あとから規定額を支給してもらうことができます。こうした制度をしっかり利用して、少しでも負担を少なくしましょう。

 

 

出産は最後まで何が起こるかわからないもの。いざという時に備えて、予備知識を頭に入れておきましょう。備えあれば憂いなし!どんな治療にどのくらいの費用がかかるのか、あらゆるケースを想定して準備することが大切です。

 

(TEXT:津田 玲)

 

 

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