口唇口蓋裂の長女くぴこを育てています。
くぴこが生後11カ月のとき、初めて口唇口蓋裂の手術をおこないました。
生後1歳半を迎えたくぴこ。
口唇手術から半年が過ぎ、「ま」や「あ」「う」以外にも、
「ばなな」や「ばいばい」などいろいろな言葉を使い始めるようになり、
発音もだいぶハッキリしたものになってきて安心していました。
しかし、ある日言語外来で先生にこう指摘されました。
ちゃんと言えているように聞こえる発音ですが、
実はこれは本来唇の筋肉を使った「ば」という発音ではなく、
娘が喉を強く締め発声している可能性があると言われました。
まだ言葉を話し始めたばかりなので、
すぐに訓練が必要というわけではなく、
今後の成長や、口蓋手術を経て言語修正をするか判断していくと説明されました。
はたから聞いても娘は普通にお話できていると思っていたので、
言葉の発音に違和感があると言われたときはビックリしましたが、
この1年、ともに娘の発達を見てくれている先生が早期に気づき、
今後の方針も教えてくれたので少し安心しました。
2013年生まれの長女くぴこは「口唇口蓋裂」ちゃん! この記事が、口唇口蓋裂についての理解につながり、ひとりでも多くの親御さんの励みになりますように。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師REIKO