娘が生まれてから1年半あまり、同じおくるみを睡眠グッズとして使い続けています。1枚あれば長く使えて、寝かしつけもラクになる。そんなおくるみにまつわる私の体験談を紹介します。
生まれた日からおくるみ
私が出産した産院では、おくるみの使用が推奨されていました。助産師さんのお話では「おくるみを使用することで赤ちゃんが寝つくまでの時間が短くなり、さらに起きにくくなる」と、寝かしつけに効果を感じている人が多いそうです。
娘は生まれたその日から、寝るときは必ず全ぐるみ(両手、両足、全身をすべて包むくるみ方)。おくるみの効果か、娘は私が起こすまで寝ていることが多かったです。
成長に合わせて形を変える
くるみ方は、娘の成長に伴って変えていきました。寝ている間におくるみから手が出るようになったころから、だんだんと半ぐるみ(両手を出し、脇から下だけを包むくるみ方)にし、くるむ強さもゆるく変えていきました。
いつからか、娘はおくるみ=寝るためのものだと理解したようで、眠たくなるとおくるみを触るようになりました。娘の眠たいサインがわかりやすくなり、寝かしつけに苦労することが少なくなりました。
2歳前になった今では
そのうち、おくるみはゆるく体に巻くだけになりました。寝返りを邪魔しないよう、両足も出しています。歩けるようになった今では、眠たくなると娘自らおくるみを引っ張り出してきます。逆に、私がおくるみを持ってくると「寝る時間だ」と思うようで、遊びをやめて寝室へ行こうとします。「おくるみ=寝る時間」という意識が予想以上にしっかりと娘の中に刻み込まれていることがわかります。
おくるみというと、小さな赤ちゃんのときだけに使うようなイメージを抱いている方もいるかもしれません。でも、実際は子どもの成長に合わせて長く使えるアイテムです。娘が生まれた日から使い続けていて、本当によかったと思っています。
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イラスト/塩り
監修/助産師REIKO
著者:丸川朋
一女の母。出産を機に仕事を退職。子育てのかたわら、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。現在二人目妊活中。