砂のお山にしりもち、どっすん!あれあれ、パンツをかぶっちゃった!?見ているだけで笑顔がこぼれる、ユーモアたっぷりのかわいいその子の名前はくまくんです。
1歳半からの読み聞かせ絵本としてシリーズ化されている「くまくんの絵本」をご紹介します。
失敗しても平気!いつも笑顔のくまくん
くまくんは、お着替えやあいさつを覚え始めたくらいの年の子グマの男の子。いろいろなことが自分でできるようになってきて、ドキドキワクワクの毎日を送っています。
シャツは履くもの?パンツはかぶるもの?お着替えの時は間違えながらも考えて、答えに辿り着きます。砂場ではどんどん遊びを展開して、笑顔で泥だらけになっていきます。何をしていても楽しそうで、そして失敗してもめげないところは、小さなくまくんの大きな魅力です。
みんなにごあいさつ『こんにちは』
『こんにちは』は、くまくんがお花や小鳥、郵便屋さんたちにあいさつをするお話です。あいさつを覚えたての子によくある光景が浮かびます。
くまくんは洗濯物を干しているお母さんにもあいさつします。するとわが子の様子があまりに愛らしかったのか「かわいい!」と言って抱き上げます。
この時注目してほしいのがくまくんの不満げな顔!きっとお母さんにもあいさつを返してほしかったのでしょう。子どもにぎゅうぎゅう頬ずりをして逃げられる自分の姿を見ているようでした。
かけっこ頑張るよ『ようい どん』
『ようい どん』はみんなで障害物競争をするお話。負けないぞとばかりにみんなで目配せします。
でも、くまくんだけはなんだか楽しそう!そして「よういどん!」まず、くまくんは平均台を渡りますが・・・どすん!落ちてしまいました!さらに鉄棒で落っこち、跳び箱には乗っかって網にも引っかかる・・・あぁ踏んだり蹴ったり!と思いきや、くまくんはとっても楽しそう!
失敗しても笑顔でゴールを目指す素敵なくまくんです。さて、くまくんが何位だったかは読んでのお楽しみ!
わが家では、子どもに『こんにちは』ごっこを何度もせがまれました。くまくんのマネをしながら、お着替えやあいさつをしてよろこぶ子どもの様子も微笑ましいものです。ぜひお子さんと一緒に絵本を楽しんでみてください!(TEXT:マミタス)