私は4人の子どもを育てていますが、長男の寝かしつけにとても苦労しました。寝る時間になっても寝てくれないのです。初めての育児で、私の寝かしつけ方が下手だったこともあるかもしれません。試行錯誤して見つけた、なかなか眠ってくれない子どもの寝かしつけの方法をご紹介します。
生後半年くらいから寝かしつけに困る
第一子の長男は、生後半年までは育児用ミルクを与えるとすんなり寝てくれて助かっていましたが、生後半年を過ぎたころに変化がありました。なぜか寝ぐずりがひどくなり、お昼寝や夜の寝かしつけに1時間以上かかることもありました。
子ども自身も眠れなくてつらそうなのですが、なかなか寝てくれないと寝かしつける側も疲れがたまってしまいます。車に乗っているとよく寝てくれることはわかっていたのですが、当時の私は車の免許を持っていなかったので、車で寝かしつけることもできずに困っていました。
おんぶは寝かしつけ成功率が高かった!
なかなか寝てくれない長男の寝かしつけ成功率が高かったのは、おんぶひもでのおんぶです。おんぶしてあげると、すんなり寝てくれることが多かったように思います。いろいろなおんぶひもの種類を試してみましたが、どれも成功率は高く、寝かしつけの際に助かりました。
ただ、肩こりや腰痛がひどくならないように、寝かしつけたあとのストレッチを心がけました。
歌の種類と抱っこの仕方も試行錯誤!
わが家の長男は、童謡の「ことりのうた」が好みだったようで、童謡を歌いながらリズムを取ると、寝かしつけ成功率も高く感じました。友人のお子さんは「七つの子」を歌うとよく眠ったそうです。
また、おんぶでも寝かしつけることができなかったときは、抱っこの仕方を変えるだけでも落ち着いて寝てくれることがありました。長男は横抱きがあまり好きではない、縦抱き派だったので、縦抱きしてあげた方が寝かしつけ成功率が上がることがわかりました。
このほかにも、赤ちゃんを抱っこしながら体を上下に動かしたり、腰を捻って歩いてみたりと、抱っこしているときのリズムも試行錯誤しました。寝かしつけは体力を使います。子どもが寝たら、ママの体も労ってあげられるといいですね。
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イラスト/sawawa
監修/助産師REIKO
著者:武山あゆみ
三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。