
母乳や粉ミルクだけの生活が終わり、離乳食が始まるようになるといろいろなものを口にするようになります。逆に、それしか口にしなくなってしまうことも出てきます。
水分として牛乳しか飲まなくなったとき、問題はないのでしょうか。
Q:牛乳しか飲まず、アレルギーや虫歯が心配です
もうすぐ2歳の娘の母です。フルタイムで仕事をしており、待機児童のため、祖母に世話を任せています。コップで飲めるようになってから、祖母が甘い飲み物ばかりを飲ませていたため、水や麦茶をまったく飲まなくなりました。
1歳6ヶ月の歯科検診で、「このままでは3歳までにすべての歯が虫歯になる」と言われ、甘い飲み物はやめさせました。しかし、喉が渇いても水や麦茶を飲みたがらず、牛乳を欲しがります。1日に500ml近く牛乳ばかりを飲んでいるのですが、アレルギーなどの病気にならないか、虫歯にならないかと心配です。
1歳6ヶ月の歯科検診で、「このままでは3歳までにすべての歯が虫歯になる」と言われ、甘い飲み物はやめさせました。しかし、喉が渇いても水や麦茶を飲みたがらず、牛乳を欲しがります。1日に500ml近く牛乳ばかりを飲んでいるのですが、アレルギーなどの病気にならないか、虫歯にならないかと心配です。
A:特に問題はないですが、歯磨き習慣はしっかりつけましょう
現在2歳で、これまでずっと牛乳を飲んでいて、発疹などの変わった症状がないということであれば、牛乳によるアレルギーを心配しなくてもよいと思います。
甘味飲料を止めさせた現時点で気をつけることは、だらだら食べさせないこと、クッキーなどの歯に付く食品を食べさせないこと、歯磨き習慣をつけることです。虫歯予防だけでなく、健康・生活管理の面からも大切です。(回答/三石知左子先生)
甘味飲料を止めさせた現時点で気をつけることは、だらだら食べさせないこと、クッキーなどの歯に付く食品を食べさせないこと、歯磨き習慣をつけることです。虫歯予防だけでなく、健康・生活管理の面からも大切です。(回答/三石知左子先生)
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