小学生時代、生理でつらそうにしていた子に声をかけたときのお話です。母になった今、改めてそのときのことを考えると、息子や社会全体の未来についての願いが出てくるようになりました。
生理について相談できる相手がいなかった私ですが、幸いにも、私自身は生理痛や体調不良、生理前後の情緒の変化などはあまりなく、さほど困ったことがないまま、成長してきました。また、生理中はずっと普通の日用のナプキンを使うくらいなので、経血量もさほど多くなく、生理中もあまり気にせずに過ごせています。
ただ、「生理は隠すべきもの」という社会の空気は変わってほしいと思います。
私には息子がいますが、息子には、女性の体、そして男性(息子自身)の体について、お互いがもっと知識を持ち合い、気づかいができるようになってほしいと思います。もちろんナイーブなところなので、そのあたりの配慮は大切にしつつ……。そして、社会全体が、自分の体、そして他人の体を大切にできるようになるといいなと思います。
監修/助産師REIKO
---------------
原案/ゆのゆのさん
作画/モリナガアメ