元気が一番とは言うけれど…
長男は生まれたときからとても元気で、「泣き声が大きくて他の赤ちゃんを起こしてしまう」と看護師さんに言われるほどでした。歩けるようになってからは運動も大好きで、一緒にお散歩している私のほうが疲れてしまうこともしばしば。
次男を妊娠してからは特に、午前中に長男と遊び終わると私はもうぐったりしてしまって、こんなことで2人も育てられるのかなと不安を感じていました。
想像以上に大変な2人育児!
実際に次男が誕生してみると、心配していた以上に毎日がバタバタでした。次男が泣いて授乳している間に長男が散歩に行きたいとぐずったり、逆に長男が泣いて次男が目を覚ましてしまったりと、息つく暇もなく気が付けば夕方……なんて日々が続いていました。
今振り返ってみると、次男という新しい家族との生活に長男も私も折り合いを付けるために必要な時期だったのかなと思います。
唯一のオアシスはお昼寝タイム
そんな私たち家族の新生活のなかで、一番平和だったのはお昼寝の時間でした。長男が生まれてすぐのころから、お昼寝の時間を決めていたため、昼食後は必ず寝るということが2歳前の長男の体内時計にセットされていたことがとても助かりました。
次男の授乳の時間も同じ午後2時になるように午前中から調節しておくことで、2人同時に寝てくれたのです。これは子どもたちにとっても日課になっていて、本当にしておいてよかったと思ったことです。1時間に満たない時間でも全員が同時に休息をとることで朝からのバタバタがリセットされたように感じました。
休息といっても私は午前中できなかった家事をしなければならないのですが、子どもが静かに寝ている時間に集中して家事ができるだけでも、かなりリフレッシュできたのでよかったです。
現在はもう2人ともお昼寝をしない年齢になりましたが、お昼寝と同様に夜寝る時間も固定化されていて、寝るのも起きるのもスムーズで助かっています。もちろん日によっては守れないこともありましたが、寝る時間を決めておくというのはわが家にはいいルールになったようです。
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監修/助産師 松田玲子
イラスト/おもち
著者:田丸あかね
現在、小学校2年生と幼稚園年長の兄弟を子育て中。性格の違う子どもたちの成長を楽しみつつ、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
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