業務スーパーにはさまざまな冷凍ハンバーグが売られていますが、私がよく買うのは1包ずつになった95円(税抜き)のハンバーグ。使い切り&食べ切りサイズなので、保存の心配もなくあると便利ですよ。
鶏肉ベースのハンバーグ。だからさっぱり!
こちらのハンバーグシリーズ、「サンバーグ」という冷凍ハンバーグやミートボールを作る会社の商品で、国内製造されています。「ハンバーグステーキ」のみ牛肉が使われていますが、ほかの商品はすべて鶏肉のハンバーグ。使用している鶏肉もすべて国産です。
1つ大体140~160g(ソースの量によって違ってきます)。そして厚みはなんと2cm! かなりの大きさです。私が見つけられなかっただけかもしれませんが、去年まではたしか「チーズ入りトマトソース」があり、全5種類展開でした。今は4種類展開のようです。
冷凍の状態で売られていますが、解凍方法は2つ。
●凍ったままのハンバーグを袋ごと沸騰したお湯に入れて約15分温める
●凍ったままのハンバーグを耐熱皿に出し、ラップをかけて電子レンジで約5分加熱する
のどちらかになります。
お味はというと、かの“びっくりドンキー”のハンバーグを思い出す味(笑)! だからこのハンバーグにご飯、サラダをワンプレートにして、お味噌汁かスープをつければおうちでびっくりドンキーが再現できます。
パンにも使える“硬め系”ハンバーグ
肉肉しさナンバーワン!「ハンバーグステーキ」
たれもない“素”のハンバーグです。ほかのハンバーグは鶏肉オンリーで作られていますが、この「ハンバーグステーキ」のみ、牛肉もブレンドされています。それだけに肉肉しさナンバーワン!
ソースがついていないので、ただ湯せん&電子レンジで解凍するとしっかりとした肉の硬さが残ります。だから食べるときは、何かソースや汁気をプラスしてください。もちろんソースやケチャップをかけるだけでも良いですが、ウスターソース&ケチャップを適当に混ぜて火にかけ、そこへ「ハンバーグステーキ」をイン! 表裏火にかけるとちょっとした“煮込みハンバーグ風”になっておいしいですよ。
大根おろし&ポン酢をかけても良いですし、スライスチーズをのせてレンジでチンしても良し! パパや食べ盛りのお子さんには、カレーのトッピングに使ってもいいと思います。シンプルなだけにいかようにもアレンジが効く便利なタイプです。
また、電子レンジ解凍や湯せんしたあとに、軽く油をしいたフライパンで焼くだけでもおいしさがぐっとアップしますよ。
ソース少なめ!? 「ハンバーグ マッシュルーム入りデミソース」
鶏肉のハンバーグなのでさっぱり! それだけに硬さも引き立ってしまうのかもしれません(鶏肉はどうしても硬くなりがちですものネ)。また、ハンバーグの大きさに対してちょっとソースが少ないかな……(笑)。
そのため、解凍してもちょっとカピカピした仕上がりに。味は問題ないので「ハンバーグステーキ」同様、ウスターソース&ケチャップを適当に混ぜて火にかけ、そこへイン。表裏火にかけるおいしくなりますよ。
「ハンバーグステーキ」と「ハンバーグ マッシュルーム入りデミソース」、汁気の多いタイプではないので、逆にパンに挟んだりするときに使えます。
一番しっとり!「ハンバーグ 和風おろしソース」
鶏肉のハンバーグ。甘じょっぱい大根おろしのソースがからんでいます。ただ、大根おろしの主張が強くないので、“甘じょっぱいとろみのあるソースがからんだハンバーグ”という感じ。なので子どもも食べられます。ちょっと物足りなければ大人は大根おろしを追加して。
このとろみのあるソースに浸かっているせいか、ハンバーグが水分を含み、シリーズのなかで一番しっとりやわらか。箸で難なく切れます。
きのこ類をプラスすると◎「ハンバーグ まいたけ入り和風ソース」
こちらも鶏肉のハンバーグ。甘じょっぱい醤油ベースのまいたけ入りソースがからんでいます。“和風おろしソース”の次にやわらか&ジューシー。
でも、こうした冷凍食品やレトルト食品に足りないのは“フレッシュ感”。なのでそれをプラスするだけでぐっとおいしくなります。私はまいたけなどのきのこ類をさっと油で炒めたものを添えて一緒に食べます。
和風おろしソース&まいたけのソースはかなり甘め。人によっては甘過ぎると感じるかもしれません。でも、子どもは絶対に好きな味! 甘じょっぱいっておいしいですものね。また汁気が多いので、その分、時間がたってもハンバーグが乾かず、ジューシーなのでお弁当のおかずとしても使うのもおすすめです。
4種類のハンバーグの食べ比べはいかがでしたか? 常備しておくと夕食のおかずやお弁当のおかずにも使えて、とっても便利です。気になった方はぜひ店頭でチェックしてみてくださいね。
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著者:中田ぷう
業務スーパーやカルディ、コストコなどに詳しいフードジャーナリスト。著書に子どものごはん作りの闘いを描いた「闘う!母ごはん」(光文社)がある。育ち盛りな高校2年生と小学3年生のママ。