業務スーパーで“えびモノ”と言ったら、今まで「美味しいえび餃子」を買っていましたが、今は「えび焼売」のほうにハマっています。コスパ最強の冷凍「えび焼売」の魅力に迫ります!
紹興酒やオイスターソースを使った本格派!
焼売に関しては、昔から“買う”と決めています。なぜなら自分で作るとなるともーのーすーごーく時間も手間もかかるからです。買ったほうが明らかに効率が良い食品だからです。
なかでもおすすめなのが業務スーパーの「えび焼売」! 400g入って338円(税抜き)。私が数えたところ16個入っていました。1つ約21円の計算になります。
1つ約21円と聞くと、なかには「え!? 高くない?」と思う人もいらっしゃると思いますが、この業務スーパーの「えび焼売」はとにかく大きい! スーパーで売っている12個入りのえび焼売と比べてみてください(写真左・右ともに、左にある焼売が業務スーパーの「えび焼売」、右が一般的なスーパーのもの)。明らかに大きいですよね!? 約倍と言っても過言じゃありません。上にのっかっているえびも大きい!
中身はえびといかをベースに豚肉と野菜(玉ねぎ、キャベツ、しょうが、ねぎ)、乾燥しいたけをブレンド。紹興酒やオイスターソースも使われているので、すでに「えび焼売」そのものがうまみたっぷりなんです。
そして、バラつきはあるのですが(笑)、見た目も“お花”のように美しい包まれ方をしたものもあって、すごく映える! 蒸篭(せいろ)なんかに入れたら中国料理屋さんの点心みたいですよね。
面倒でも絶対に蒸すのがおすすめ!
「えび焼売」の調理方法は2つ。
●耐熱皿に移してラップをし、3個あたり約2分電子レンジで加熱する
●沸騰した蒸し器に入れ、約10分加熱する
が! 電子レンジで加熱すると不思議なくらい「あ~……冷凍食品を解凍した焼売ね……」という味になります。なのでここは面倒でも、ぜひ蒸してください! 確実に蒸したほうが冷めてもおいしいです! 蒸気が作るおいしさってやはり格別。だからこの「えび焼売」、お弁当にも使いますが、必ず蒸して入れています。
とはいえ蒸し器を持っていないという人も多いはず。私も蒸し器なんか持っていません。蒸篭もさんざん憧れましたが、毎日使うものじゃないし、収納場所にも困るので持っていません。
そこでよくやるのがパスタ鍋などの深鍋と、その鍋と同じ口径のざるを使った“即席蒸し器”。まず深鍋にざるがつかない程度の水を入れ、ざるをひっかけます。ざるには白菜やもやしなどクッキングペーパー代わりになる野菜をしき、その上に凍った「えび焼売」をのせてフタをし、火にかけます。湯気が出始めてから10分加熱したらでき上がり。
この方法なら一緒に蒸し野菜もできるので一石二鳥! もちろん、しく野菜は葉野菜やもやしがいいのですが、隙間にじゃがいもやれんこんを入れて一緒に蒸してもいいですよ。
深鍋がなければフライパンでもOK
深鍋がない!という人は、フライパンでも簡単に蒸せます。私は朝ごはんやお弁当に焼売を使うときはこの方法で蒸しています。少量蒸すときは小さいフライパンで、大量に蒸すときは大きなフライパンでやれば良く、応用が効くのもいいんです。
“深鍋蒸し器”と同様、フライパンには葉野菜やもやしをしき、その上に凍った「えび焼売」をのせ、水適量をまわしかけます。あとはフタをして10分蒸すだけ。この方法でも十分おいしく蒸せますよ。
ちなみにつけだれですが、パッケージの裏に「長ねぎ、酢、しょうゆ、ラー油」を使ったベーシックなたれと豆板醤を使ったピリ辛つけだれの作り方は書いてあります。私はねぎを刻んだりするのも面倒だし、豆板醤もないことが多いので、「ポン酢+オリーブオイル」のつけだれで食べています。本格的な焼売になればなるほど、うまみが濃いのでポン酢だけだと物足りなく、負けてしまうのですが、オリーブオイルを入れることでコクと香りをプラス。本格焼売にも負けないつけだれになりますよ。ポン酢を切らしているときは、「しょうゆ+酢+オリーブオイル」でも構いません。
いかがでしたか、冷凍の「えび焼売」。寒い季節に蒸し料理っておいしいですよね! まさに今が旬だと思います。ぜひあつあつの「えび焼売」、味わってみてください。
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著者:中田ぷう
業務スーパーやカルディ、コストコなどに詳しいフードジャーナリスト。著書に子どものごはん作りの闘いを描いた「闘う!母ごはん」(光文社)がある。育ち盛りな高校2年生と小学3年生のママ。