先日、業務スーパー・パトロールに行った際に冷凍食品コーナーで見つけたのが「ミニロスティ」。こんなおしゃれなメニューまで業務スーパーにあるなんて! しかも10枚入り、たったの198円(税抜き)ですよ。
自分で作るのは面倒くさい(笑)。でも食べたい!
“ロスティ”は、またの名を“レシュティ”と言い、スイスの国民食と言われる料理です。パッケージにも書いてあるように、簡単に言うと“焼きじゃが”。せん切りにしたじゃがいもを油かバターで揚げ焼きし、塩、こしょうで調味したものです。
日本ではよく“じゃがいものガレット”と言われて、カフェなどで時々見かけますよね。業務スーパーの「ミニロスティ」は、直径約7cm。じゃがいも、ミックス粉、塩、こしょうだけで作られている、まさに“じゃがいものお好み焼き”と言ったところでしょうか。
おいしいし簡単な料理ですが、自分で作るとなると面倒ですよね~! 何しろじゃがいもを千切りにするのが面倒で、私は今まで1度くらいしか作ったことがありません。が、業務スーパーで売られている「ミニロスティ」は凍ったままオーブントースターかフライパンで両面焼けばいいだけ。これなら作ってみたい!
袋を開けると、“朝マック”の「ハッシュドポテト」のにおいがします(笑)。いい香り~! フライパン調理の場合、パッケージには“大さじ3程度の油をひき、凍ったままの本品を3個入れ、両面加熱”とありますが、大さじ3って結構な油の量なので、私は大さじ1くらいの油をひき、焼きました。しかも面倒なので一度に4つ! 問題なくできました。
パッケージには“弱火で片面3分ずつ”とありますが、弱火でやると結構ベチャつくので、弱火で両面焼いたあと、仕上げに両面強火で約1分ずつ焼くと表面がカリッとして香ばしさがアップ! さらにおいしくなりますよ。
由緒正しく、朝食としていただく!
もともとはスイスの地方農家の朝食として食べられていた“ロスティ”。それがいつしかスイス全土で食べられるようになったのだとか。
私は、ファミリーレストランのロイヤルホストのモーニングが大好きなのですが、そのロイヤルホストのモーニングプレートをまねて、「ミニロスティ」にトースト、ソーセージ、卵、サラダを合わせてみました。……なんだかすごく満足度の高い朝食になって、自分でうっとり(笑)。こんな朝食、週末にしか作れませんが、気ままに外出・外食を楽しめない今、おうちでこうした“再現メニュー”ができるアイテムって大切です。
子どものおやつやお弁当にも大活躍
ロスティはソーセージやハムと合わせて食べることも多いのだとか。ちょっとお高い太めのフランクフルトや厚切りハムを焼き、そのつけ合わせにロスティを添えれば、パパの晩酌のおつまみにもなりますよ。
そして、基本はじゃがいものみで作られるロスティですが、地方によっては玉ねぎやりんご、チーズやハーブなどを加えて作られることもあるそう。つまりはこれらの材料と相性が良いということ。業務スーパーの「ミニロスティ」はもうできちゃっていますから、これらを合わせて食べてもいいですよね!
●「ミニロスティ」+りんごと白菜のサラダ
●「ミニロスティ」+りんごや皮ごと食べられるぶどうを盛り合わせたフルーツ盛り
●「ミニロスティ」+ハーブサラダ
●「ミニロスティ」+チーズ数種
シュレッドチーズや溶けるチーズなどを、焼き上がったロスティにかけたりしてもおいしいですよ! 子ども向けの味になり、おやつにも大活躍! お弁当にも使えます。
いかがでしたか、おしゃれな「ミニロスティ」。冷凍庫に常備しておくと、おやつやお弁当、おつまみなどいろいろ使えて便利ですよ。お店に行った際にはぜひチェックしてみてくださいね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗では臨時休業や営業時間の変更などを実施している可能性があります。商品購入の際には自分だけではなく周りの方、スタッフの方への感染防止対策を十分におこない、安全性に配慮していただくなどご注意ください。外出を楽しめる日が1日も早く訪れますように!
ベビーカレンダーでは家事や収納、ファッションなど、ママたちの暮らしに寄り添った【ライフスタイル記事】を強化配信中! 毎日がもっと楽しく、ラクになりますように。
著者:中田ぷう
業務スーパーやカルディ、コストコなどに詳しいフードジャーナリスト。著書に子どものごはん作りの闘いを描いた「闘う!母ごはん」(光文社)がある。育ち盛りな高校2年生と小学3年生のママ。