現在、『少年サンデーS』で「清楚なフリをしてますが」を連載中のマンガ家・倉地千尋さん。ご自身の体験をもとにして、「生理を隠し続ける女の子の漫画」を、Twitterで公開しています。
主人公は、小学校6年生の女の子、月一せいこ。
生理は決して恥ずかしいものではないけれど、初潮を迎える時期の女の子には、大人になるということへの葛藤や恥じらいなど複雑な感情があります。また、彼女と家族、親友、同級生の男の子、保健室の先生など、周囲の人々などとのやりとりを通じて、「どうすれば、子どもに生理が恥ずかしくないものであるということを理解してもらえるのか」についても、考えさせられる作品です。
今回は第18話。間違えて買ってきてしまった、小さなTバック用ナプキン。なんとか修学旅行を乗り切るために、2枚使いしつつ、長時間使いしていたせいこちゃんは、なんだかかゆみが襲ってきたようです。
なんとかこっそりかゆみに対応できたせいこちゃん。でも、せいこちゃんの「経血漏れ」を目撃したことのある大槻くん(といっても本人は経血とは気づいていませんが)と一緒に自由行動期間をまわることになり、まだまだ難関は続きます。果たして、せいこちゃんは乗りきれるのでしょうか?
生理は恥ずかしいものではないけれど、せいこちゃんのように知られたくないという思いが強い子もいるようです。せいこちゃんのような女の子の気持ちを、やさしくフォローできるような世の中でありたいですね。