現在、『少年サンデーS』で「清楚なフリをしてますが」を連載中のマンガ家・倉地千尋さん。ご自身の体験をもとにして、「生理を隠し続ける女の子の漫画」を、Twitterで公開しています。
主人公は、小学校6年生の女の子、月一せいこ。
生理は決して恥ずかしいものではないけれど、初潮を迎える時期の女の子には、大人になるということへの葛藤や恥じらいなど複雑な感情があります。また、彼女と家族、親友、同級生の男の子、保健室の先生など、周囲の人々などとのやりとりを通じて、「どうすれば、子どもに生理が恥ずかしくないものであるということを理解してもらえるのか」についても、考えさせられる作品です。
今回は第19話。修学旅行のために意を決して買ってきたナプキンが、なんとTバック用だったという失敗をしてしまったせいこちゃん。頼りないナプキンにそわそわするわ、かゆみが出るわ、落ち着かない様子です。この修学旅行、どうなる!?
なんと、クラスメイトと行った甘味処で、座布団に経血漏れをしてしまったよう。しかし、せいこちゃんはそれに気づかず……。気づいたのは、以前も経血漏れ(とは本人もわかっていないようですが)を目撃した大槻くん! さぁ、次回はどんな展開になるのでしょうか。
生理は恥ずかしいものではないけれど、せいこちゃんのように知られたくないという思いが強い子もいるようです。せいこちゃんのような女の子の気持ちを、やさしくフォローできるような世の中でありたいですね。