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意外なところが見落としがち!発達別赤ちゃんの安全対策ココだけは!【助産師】

ベビーカレンダーの人気コンテンツ【専門家に相談】のなかから特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は家の安全対策に関するご相談です。

赤ちゃん

 

「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【専門家に相談】の掲示板。そのなかから特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は家の安全対策に関するご相談です。

 

Q.家の安全対策はどうしたらいいでしょうか

生後9カ月の子を育てています。おすわり、ハイハイはまだしない感じで、ズリバイから急につかまり立ちをし始めました。

 

安全対策として、

 

・コンセントをカバーする。
・階段とキッチンゲートを設置する。
・家具の角や縁をガードする。

・床にマットを敷く。
・クッション付リュックを使う。
・家具の転倒防止をする。

 

ということを考えています。

 

必須項目、上記では足りていないこと、必須ではないがしたほうがより良いことなど教えてほしいです。

 

また、ママのトイレや家事等でどのくらい目を離していいでしょうか。転倒での怪我等も心配です。

 

高杉絵理助産師からの回答

お子さんの動きが増えてきてうれしい反面、心配も増えてきますよね。この機会にお家の環境づくりを見直すことはとても重要ですね。

 

考えていただいている工夫に加えて、いくつか提案させていただきますね。

 

・お子さんが手の届く範囲の家具の配置などを見直す。例えばテレビに手が届きそうなら倒れてこないように固定するか、手が届かないようにする。
・引き出しや扉などで指を挟む可能性もあるので開かないようなドアストッパーを使う。
・お子さんの手の届く範囲に誤飲しやすいものを置かない。
・お風呂場に入らないようにドアに気をつけたり、窓には必ず鍵をかける。

 

上記のようなものが一般的ですね。

 

最初のうちはたくさん転倒してじょうずな転び方を学びます。マットを敷いていたり、打って怪我をするようなものを置いてなければ大丈夫だと思いますよ。また、お子さんから目を離すときは短時間にし、決して危なくない環境にお子さんをおくようにしましょう。

 

※参考:ベビーカレンダー「専門家に相談」コーナー

※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください。

 

0~3カ月ごろの赤ちゃんの安全対策

0~3カ月ごろの赤ちゃんは、1日の大半を寝て過ごす時期ですので、寝る環境を安全にする必要があります。

 

棚や天井・壁などの確認

ベビーベッドの横に棚などに置いている場合は、棚に置いている物が落ちてこないか確認しましょう。棚以外にも、ベビーベッドの近くの壁や天井の物が落ちてこないかなど、赤ちゃんが寝るときの周りの環境を再確認してみましょう。

 

寝具などの確認

タオルケットやベッドの中にある物が顔を覆ったり、首に巻きついたりする恐れはないかを確認します。顔まわりには、ぬいぐるみなども置かないようにしましょう。手を動かしているうちに、タオルケットが顔を覆ってしまうようならば、タオルケットは胸の部分まで下げてかけるようにしましょう。

 

ベビーベッドの柵は下げておかない

たとえ寝返りをしていなくても、柵を下げっぱなしはやめしょう。面倒でもベビーベッドの柵は下げたら必ず上げるようにします。

 

また、幼い兄姉がいる場合は、簡単に触れられる場所に赤ちゃんを寝かさないことも大切です。

 

4~6カ月ごろの赤ちゃんの安全対策

4~6カ月ごろになると、赤ちゃんは寝返りをするようになってくるので、ねんねの時期とはまた違う配慮が必要になってきます。

 

ベッドと壁の間にすき間の確認

ベッドと壁の間にすき間があると、寝返りをしているうちに赤ちゃんの手足が挟まってしまうことがあります。すき間がある場合は、バスタオルなどを詰め込んで埋めるようにしましょう。

 

ソファーなどに寝かせない

赤ちゃんがちょっとウトウトしたときなど、ママがすぐそばで見ているときはソファーに赤ちゃんを置いて少し寝かせてあげることもあるかと思います。しかし、たとえ寝返りができなくても、ずりずりと移動してソファーから転落する可能性があります。もしものことを考えると、ソファーで寝かせるのはやめたほうが安心です。

 

7~9カ月ごろの赤ちゃんの安全対策

7~9カ月ごろになると、赤ちゃんは徐々にハイハイができるようになり、なかにはつかまり立ちをする子もいます。ハイハイができるようになると、自分が行きたいところに行けて、気になるものを触れるようになれます。

 

おすわりしているときの周りの環境の確認

赤ちゃんがおすわりしているときは、座らせている周りの環境を整えましょう。ママが後ろに座って赤ちゃんの体を支えているなら大丈夫ですが、ママが離れる場合は、短時間でも赤ちゃんが転倒したときに備えて対策をします。周りに頭をぶつけて困るものはないか確認します。そのほか、転倒したときに頭をガードするクッションなどを周りに置くなどしましょう。おすわりが不安定な場合は、赤ちゃんをあお向けに寝かせてからからそばを離れるようにしましょう。

 

赤ちゃんの手が届く範囲の環境の確認

ハイハイをして自分が行きたい場所に行き、触ってみたいものに触れる楽しさは、赤ちゃんにとってたまらなくうれしいことです。とはいえ、部屋の中には赤ちゃんが触ったり口に入れたりすると困るものがたくさんあるはずです。

引き出しの下の段に入れているものは触れないように、引き出し自体を開かないようにするか、中のものを容器などに入れしっかりフタをしておきましょう。

 

10~12カ月ごろの赤ちゃんの安全対策

10~12カ月ごろになると、赤ちゃんはハイハイをスムーズにできるようになり、動くスピードがグンと速くなります。また、つかまり立ちから伝い歩きもできるようになってきます。引き続き、赤ちゃんが触れたり、口に入れたりすると困るものは手の届かない場所に置くようにしましょう。

 

階段や段差のある場所の対策

赤ちゃんが簡単に行ける場所に、階段や段差はありませんか? もしあるなら、ベビーガードをつけるなどして対策をする必要があります。

 

お風呂場ではバスチェアに座らせる

つかまり立ちが安定すると、ママが体を洗っている間にお風呂で赤ちゃんを立たせることもあるでしょう。でも、お風呂の床はぬれていて滑りやすく、せっけんやシャンプーを使うとさらに滑りやすくなります。「もう、しっかりつかまり立ちができている」と思っても、お部屋とお風呂の環境は違います。油断せずにお風呂場では、バスチェアに座らせて待たせるなどしましょう。


※参考:ニュース(暮らし):0歳児の死亡事故の56%は家で起きていた?!今こそ確認したい安全対策【著者:保育士 中田馨 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長】

 

 

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