指しゃぶり対策の検索上位にチャレンジ!
このまま指しゃぶりが長引くと、歯並びに影響するかもしれない……。娘には大人になってから後悔させたくないと感じ、指しゃぶりバイバイ作戦を開始しました。結果は以下の通りです。
①絆創膏&包帯巻き作戦!
貼るのを嫌がって泣き叫ぶ。貼れたと思ったら、絆創膏の上からでも指しゃぶりをしてふやかしてはがしてしまう。包帯グルグル巻きでも力ずくで取ってしまうので、失敗に終わりました。
②市販の指吸防止の苦いクリームの塗布
直接指に塗るので、苦さに驚いてはじめは効果的でしたが、2歳児にもなるとふき取る知恵がつき、これも失敗。
③怖い絵本
指に直接施す方法がだめなら心理戦!と、指を吸いすぎて指に顔が出てくるちょっと怖い絵本も読み聞かせてみました。しかし、何度も読み聞かせていると、最初は怖がっていた指だこさんとも友だちになってしまい、さらに指に愛着が沸くはめに。
やめさせるのは、そう簡単ではありませんでした。
娘を観察! どんなときに指を吸ってるの?
何をチャレンジしても、なかなかやめられない娘の指しゃぶり……。どんなときに指を吸っているのかを知り、吸いたくなる原因を取り除いてあげよう作戦に変更!
1週間観察した結果、赤ちゃんのときのように、おなかがすいたり喉が渇いて指しゃぶりをすることはなく、娘は「眠たいとき」「叱られたとき」「何かを我慢しているとき」の3つのタイミングで指しゃぶりをしていることが判明しました。
3つのタイミングで共通しているのが、「心を落ち着かせて精神統一させたいとき?」かもしれません。まだまだ甘えたい1歳10カ月のときに次女が誕生し、指しゃぶりで自分を落ち着かせながらいろいろ我慢していたのかな?と反省しました。
無理にやめさせないで! 歯医者さんの助言
娘の指しゃぶりに悩んでいたときに、タイミングよく行くことになった歯科健診。2歳で指しゃぶりをしていたら歯並びが悪くなるのか? どうしたら吸わなくなるか?と真っ先に質問しました。
歯科医からは、「無理やりやめさせず、歯並びに影響が出始める3~4歳までに徐々に減らすことができたら問題ない。指吸いの否定をしたり、吸えなくなる方法ばかり考えるのではなく、手遊びを一緒にしてあげたり、指吸いの他に意識がいくようスキンシップをとってあげて」という言葉。指しゃぶりが悪だと思い込んで、親である私が神経質になりすぎていたのかもしれません。
指しゃぶりは、娘にとって精神統一できる安心材料。注意をするたびにひどくなったのは、怒られることで委縮し、私自身が娘にとって安心できない環境を作っていたからかもしれません。その後は指しゃぶりに気づいたら注意せず、「ママと手を繋ごう♪」と笑顔で言えるようになりました。すると娘も指しゃぶりをやめ、笑顔でぎゅっと手を握り返してくれます。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師REIKO
著者:佐野圭奈美
2歳と0歳の女の子ママ。ラジオパーソナリティーとしてビジネス番組を担当していた経験あり。結婚を期に人材会社へ転職し、キャリアコーディネーターとして就業(現在育児休業中)。子育て体験や、オススメのグッズ・サービスの紹介、転職関連の記事を執筆中。