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心がつらい…カウンセリングってなに? 受けるにはどうしたらいい?

メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラーのカトウ ヒロコさんが、カウンセリングについてお話ししてくれました。心療内科・精神科・カウンセリングの違いやどんなときに行けばいいのかなど詳しく解説!

カウンセラーを受ける女性のイメージ

 

食欲がない、疲れがとれない、眠れない、心のもやもやがとれないといった症状が出ていたとしても、風邪などのいわゆる病気と言えるような症状がないため、体に無理がきていることに気づかずに、うつ状態になってしまう人はたくさんいます。

 

うつになることを避けるために、早めに専門家に診てもらうのがおすすめです。

しかし、病状がはっきりしないため、どこで診てもらったらよいかわからない方も多いかと思います。

 

心療内科・精神科・カウンセリングの違いとは?

「心の病ではないか?」と疑ったときに思い浮かぶのが、心療内科・精神科・カウンセリングではないでしょうか。まず心療内科と精神科の大きな違いは、体に症状が現れているかいないかが判断材料となります。

 

心療内科

動悸がする、食欲がない、眠れないなどの症状があり内科のお医者さんに行って診てもらったにも関わらず、異常がみられないと診断されるような場合が対象となります。

 

精神科

うつ病、双極性障害、統合失調症などの精神疾患が表れている場合が対象となります。

 

いずれも、国家資格である医師の資格をもっている先生に診てもらうことになり、医師は治療薬を処方する薬物治療が可能です。一方、カンセリングをおこなうカウンセラーは医者ではないため、薬の処方はおこなえません。

 

カウンセリングとは?

患者様がカウンセラーや医師との面談や対話を通じて心理的な問題を解消していく治療法です。心療内科や精神科の治療のひとつとしておこなわれます。カウンセラーが独立してカウンセリングのみをおこなっている場合も多くあります。

 

カウンセリングは、カウンセラーや医師が問題に対して回答を出すものではなく、あくまで心理学に基づいて、どうすればよいかの回答を患者様自身で導き出すための手助けをするのが目的です。患者様が出そうとする回答に対し、基本的に、カウンセラーや医師は否定や提案をしないことになっています。

 

どんなときに行けばいいの?

風邪などの内科的な診断では異常がないにも関わらず、心が晴れない、眠れない、疲れがとれない、吐き気などが収まらないなどの症状が続き、つらいと感じているのであれば診てもらうことをおすすめします。

 

心療内科・精神科・カウンセリングのどこに行けばよいか迷うのであれば、まずは心療内科に行ってみてください。心療内科でカウンセリングや薬物療法を受けたほうがいいのか、精神科で診てもらったほうがいいのか診断してくれるはずです。

 

 

いきなり病院へ行くということにハードルを感じてしまったり、話を聞いてもらうことで少しでも落ち着きそうであればカウンセラーを訪ねてみましょう。うつは一度なってしまうと、治りにくい場合が多く、最悪、命を落とすことにもつながります。
つらいと少しでも感じたら、心療内科やカウンセリングに行ってみてください。

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    ライターカトウ ヒロコ
    メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー

    メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。

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