整腸剤を飲んでも止まらない嘔吐
長男が初めて嘔吐した日は木曜日で、かかりつけ医は休診日だったため、いつもとは違う小児科に行きました。その小児科では急性胃腸炎と言われ、整腸剤を処方されました。帰宅後は吐くこともなく、元気も食欲もあったため、翌日の金曜日も登園させることに。
しかし、夕方お迎えに行くと、担任の先生は「また昼過ぎに一度だけ吐いた」というのです。私はまだ整腸剤が効いていないのかと思い、様子を見ることにしました。
まさか園でのストレス?
土日はこども園はお休みなので、家でゆっくり過ごしました。すると家では吐かず、普段通りの様子。しかし月曜日に登園させると、また吐いたのです。私は「下痢がないし、嘔吐は1日に一度だし、胃腸炎ではないかも」と感じていました。
「もしかしてこども園のストレスかな?」と思い、担任の先生に相談しましたが、特に園でトラブルはなく、普段通り遊べているとのこと。長男自身も登園を嫌がることはありませんでした。
かかりつけ医で原因が判明
私は再度受診することにし、今度はかかりつけ医に行きました。経緯を説明すると、医師は「多分、花粉だね」とひと言。花粉が原因で片頭痛になり、嘔吐してしまうケースがあるというのです。たしかに、当時は3月で花粉の多い季節だったので、登園する途中や園庭で花粉を吸っている可能性がありました。
その日からアレルギー用の薬を飲むと、2日後には嘔吐が止まりました。私は花粉で吐く症状があることを知らなかったため、とても驚きましたが、登園する日だけ嘔吐していた理由もわかり、ホッとしました。
その後も花粉シーズンになると、長男はアレルギーの薬を飲んでいます。5歳のときは同じく嘔吐の症状でしたが、6歳になった今年は嘔吐はなく、鼻水とくしゃみという一般的な症状になりました。花粉症はなじみのある病気ですが、人によって、年によって、症状の出方が変わるのだと非常に勉強になりました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師REIKO
著者:土田えり子
2人の男児の母。元記者で、現在はフリーランスとして企業のリリース記事や、自身の子育て体験談などを執筆中。