実はやりがち。4月に知っておきたい!保育士が困っている保護者あるある

2021/04/08 22:15
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保育士の中田馨さんが、「実はちょっと困る保護者のあるある」を教えてくれました。保育園をのぞきに来る、重要なことを言ってくれないなど、実はやってしまいがちなことだけど気をつけたいものを紹介!
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保育園・幼稚園

保護者に対応する保育士のイメージ

 

こんにちは、保育士の中田馨です。新年度がスタートし、保育園生活がいよいよ始まった!という親子もいることでしょう。私の保育所にも、新しい子どもたちがやってきて慣らし保育がスタートしました。

 

今回は、保育士の立場から「お母さん。実はそれ、保育士は困っているのよ」という、エピソードをいくつか紹介します。
 

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保育園をのぞきに来る

保育中に保育園の周りを何度も通って、外から保育所をのぞいたりする保護者がときどきいます。特に慣らし保育のときに多いかもと思います。慣らし保育期間は特に、親と保育士の信頼関係がまだできていません。子どもも泣いたり不安な顔をしていますので、「大丈夫かしら…」「泣いてかわいそう!」と思う親心はとってもわかります。

 

私も、2人子どもがいますので、幼稚園・小学校と新しい環境に入るたびに「新しい環境は大丈夫かしら」と思ってきました。でも、保育園に預けたら保育園を信じることが大切。慣らし保育は、子どもが保育園の生活に慣れることが大きな目的ですが、親が子どもと離れて過ごすことに慣れる目的もあります。せっかく慣れようとしている子どもが万が一ママを見つけてしまうと逆効果になってしまうこともあるので、一度預けたらお迎えの時間までは待ってもらえると助かります。
 

お散歩中の写真を撮る

保育中に、おばあちゃんやおじいちゃんを含めたご家族と出会うことがあります。家庭で見るいつもの我が子と違い、保育園の帽子をかぶり、お友だちや先生と手をつないで歩く姿を見ていると「わああ! なんてかわいいんだ!」っと思いますよね。分かります、分かります! 私も我が子の校外学習などに出会ったことがあるので、いつも以上に我が子の菅谷キュンキュンしました!でも、そのキュンキュンだけでストップです。

 

思わずスマホを取り出し「パシャ!」っと撮ってみたくなりますが、それはやめてください。お子さんは今、保育園の生活時間です。そして、他のお友だちのプライバシーもあります。保育士は、子どもの安全に集中しながらお散歩しているところを、「写真は撮らないでください」と保護者に意識を向けなければいけません。そして、お母さんを注意しなくちゃいけない場面を子どもに見せたくありません。

 

そんなときは、「ああ。今日はかわいい姿見られてラッキーだった!」と思って、写真ではなくご自身の目に焼き付けてくださいね。


送迎時に毎回長話をする

送り迎えのときに、ずっと1人の保育士と話し込んでいるお母さんがいます。特に、保育園に入って間もなく、仕事復帰をしていないお母さんに多い傾向があります。

 

保育士の仕事には、育児相談を受ける仕事もあります。でも、送迎時などは保育士にとっても忙しい時間でもありますので、お母さんとお話ししていると、子どもを保育できていない状態になってしまいます。

 

できればじっくり話せるように、保育士に折り入ってお話しすることがあるのなら、あらかじめ時間を作ってもらえるようお願いをしてみましょう。

 

重要なことを言ってくれない

重要なことの1つが「子どもの体調面」です。保育園では、熱や下痢嘔吐などの症状がある、体調の悪いお子さんをお預かりすることができません。朝、平熱だったのに、あれよあれよと熱が上がり、慌ててお母さんに電話をかけると「実は昨夜、高熱が出て、解熱剤を入れたんです」とのこと。つまり、完全に熱が下がっていたわけではなく、薬で一時的に熱が下がっていたのです。

 

こんなときは、保育園を休む選択をするのがいいのですが、仕事が休めず不安になりながらも保育園に預けたママの気持ちも分かります。ですが重要なことは、必ず保育士にそのことを伝えてください。連絡帳に書いて伝えるでもOKです。伝えてもらっているだけで「今日はゆっくり過ごそう」と、子どもの1日の生活が変わってきます。保育士は、体調不良の子どもを保育する専門家ではありません。子どもの体調不良時は病児保育などの選択肢もありますので、そちらを利用しましょうね。


普段、なかなか保育士から言いにくいことですが、やっぱり大切にしてほしいことを書きました。保育園と長く付き合っていくなかで、お互いが気持ちよく信頼関係を築いていくためには、もちろん保育士の努力も必要ですが、お母さんたちの協力も不可欠なのです。

 

著者

保育士 中田馨

一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長


0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!



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