不安な術後3日目を終えた深夜。
隣で寝ている娘のいびきがあまりにも寝苦しそうだったので、看護師さんを呼んで吸引してもらうことに……。
手術3日目の夜、くぴこちゃんに異変が…!
娘の前歯が真っ赤になっていました!
固定具もしっかりついていたので、外した手で口を触った感じもなく、看護師さんと一緒に大慌て。
先生を呼んで、急きょみてもらったところ……!?
幸い今回手術した口蓋の手術部分からの出血ではなかったようで、ひとまず安心しましたが、思わぬ流血事だったので、このときは心底びっくりしました。
その後病室に戻り、くぴこを寝かしつけたあと、くぴこの眠るほうのベッド柵に枕(病院のもの)を置いてぶつからないようにし、桶やコップに水をなど、乾燥対策をおこないました。
ぶつける心配に関しては、動く気配がするたびに様子を確認し続け、ヒヤヒヤしながらも注意深くみていれば、問題ありませんでしたが……。
乾燥対策に関しては、電気を使う加湿器などは病院に持ち込めず。そのため、洗濯用に持参していた簡易物干しに、つるした濡れタオルを干していたのですが、3~4時間もするとすっかり乾いてしまうほど、なかなか難しく、退院するまで地道におこない続けました。
2013年生まれの長女くぴこは「口唇口蓋裂」ちゃん! この記事が、口唇口蓋裂についての理解につながり、ひとりでも多くの親御さんの励みになりますように。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師REIKO