「3人目が欲しい」。夫とすれ違う気持ち
私は現在7歳と4歳の男の子を育てています。下の子が保育園に通い始めたことで気持ちや時間に余裕ができ、もう1人子どもが欲しいと思うようになりました。そんな気持ちを夫に伝えてみたのですが、反対のようでした。
理由としては、経済的にそんなに余裕がないことや、夫の仕事が激務のため育児の負担が私ひとりにかかってしまうことが心配とのこと。それでも産みたい気持ちを伝えましたが、夫はなかなか頷いてくれませんでした。
あきらめようかと悩んでいたら…
その後、夫からいい返事をもらえないまま半年が過ぎました。私はもう30歳を過ぎていることもあり、できるだけ早く産みたいという気持ちで焦っていました。
もうあきらめるべきか悩みましたが、友人や母親に相談したところ「それで本当に後悔しないのか」「もう少し話し合うべき」とのアドバイスが。私自身も後悔するのは嫌だったので、もう一度、夫に強く自分の気持ちを伝えることにしました。
いざ妊活! でも夫は非協力的
私は夫に「どうしてももう1人産みたい、自分に負担がかかっても大丈夫だから」と伝え、なんとか説得し、ついに了承の返事をもらうことができました。そしてやっと妊活をスタートすることができたのですが、そもそも夫は別に子どもが欲しいわけではないので、やはり協力的にはなってくれず……。
仕事で疲れている夫に「〇日、いいタイミングだからお願いできる?」と、毎月排卵日が近づくごとに夫の顔色を気にしながらお願いするようになりました。
夫の顔色をうかがうことに疲れてしまった
夫の顔色を気にしながらも、なんとか妊活を続けてから1年。なかなか妊娠できないことと、夫の顔色を毎月うかがうことに私は疲れてしまっていました。特に夫が仕事で忙しい時期に排卵日が重なってしまうと「疲れてるって言ってるのになんでわからないんだ!」と怒鳴られてしまうことも。
子どもが欲しい気持ちはまだ強く残っているものの、夫の顔色をうかがいながら妊活を続けることに限界を感じ始めました。その後、さらに半年間なんとか妊活を続けていましたが結局妊娠できず……。今ももう1人子どもが欲しいという気持ちはありますが、しばらく妊活はお休みすること決めました。
妊娠はやはり夫の協力がないと難しいもの。妊娠できずつらい思いをしても励ましてもらえるわけではないので、自分だけが子どもを望んでいる状態での妊活はきついものがありました。いつか夫とともに妊活できるタイミングがきたときに頑張れるよう、今は心を休ませておきたいと思っています。
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監修/助産師REIKO
作画/キヨ
著者:森井さやか
小学生と幼稚園児の男児2人を子育て中。育児の経験やアパレル販売員をしていた経験を生かして、子育て体験談やファッション記事を執筆している。