私は25歳のころ、男性が多い職場で働いていました。仕事にも慣れ、平凡な毎日を過ごしていたとき、ほんの少しの油断からその事件は起きました。今回は職場でやってしまった生理の赤っ恥体験をお話しします。
ナプキンを取りにロッカーへ
その日は生理2日目でした。職場のトイレは性別関係なく誰でも使うことができる個室タイプ。そのためナプキンを置いておくことはできず、ナプキンを替えるためには一度ロッカーまで取りに行く必要がありました。
職場の個人ロッカーとトイレは離れているうえ、必要だったのは特に多い日用の大きいナプキンだったので、制服のポケットに入りません。そのため、私はいつもスカートの後ろのゴムにナプキンを挟んで、ベストとカーディガンでナプキンを隠してトイレに行っていました。
鏡に映る自分の姿に驚愕
トイレに向かう途中、同僚男性に話しかけられ事務所に寄ることになりました。事務所の中には、複数人の男性社員。同僚男性と10分程度仕事の話をしたあと、トイレに向かいました。途中で何気なく廊下に設置されている全身鏡を見て、血の気が引きました。ベストとカーディガンで隠していたつもりのナプキンが、丸見えだったからです!
うっかりベストの外側にナプキンを挟んでいたうえ、その日に着ていたのがショート丈の薄手のカーディガンだったので、動いているうちにまくれてしまったのでしょう。大きなナプキンの存在感が増していました。
男性が多い職場では油断禁物
おそらくスカートに挟んでいたナプキンは、事務所にいた複数人の男性社員に気づかれていたと思います。自分の席で同僚男性と話していたわけではなく、資料を確認するために事務所の中を歩き回っていたからです。
腰に大きなナプキンを挟んだ状態にも関わらず……ですが、誰も私にナプキンが丸見え状態であることを教えられなかったのでしょう。トイレから戻ったあとは何食わぬ顔で席について仕事を始めましたが、恥ずかしさでドキドキが止まりませんでした。
この事件をきっかけに、生理中にトイレに行くときはナプキンが見えていないか念入りに確認するようになりました。恥ずかしいからという理由だけではなく、周りの人にも気まずい思いをさせてしまうからです。これからもナプキンを持ち歩くときは、見えたり落ちたりしないよう細心の注意をはらっていきたいと思います。
監修/助産師REIKO
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