「今夜だけは、どうしても子どもたちの前で明るい顔でいられない……」
夫に子どもたちの世話を任せて、ひとり実家へ向かうと、母から思いがけない事実を知らされました。
流産したのは、あなたのせいじゃない
ギュッと抱きしめ、頭をなでながら「おかえり。よく頑張ったね」と迎えてくれたお母さん。
「わかるわ、あなたの気持ち。わたしも、生んであげられなかった子がいたから」
初めて聞かされた、「もう1人のきょうだい」の話とは……?
「夫を捨てたい。」第34話。待望の4人目の赤ちゃんを流産してしまったいくたさん。ぼろぼろと涙をこぼしながら、夫に今日の出来事を伝えます。