手術後、病室の窓には綺麗な青空が広がっていました。
りほさんがパパに連絡すると、流産した子どもたちに想いを寄せる返事が……。
実家へ戻ると、長男ハルくんも両親も、何事もなかったように接してくれました。
みんなに心配をかけたけど、みんなのおかげでりほさんは普通に過ごすことができるようになり……
「きみがママにくれたもの。2度の流産の話」第20話
手術から1カ月経ち、長男ハルくんの誕生日を迎えました。
元気な3歳男児との生活は目まぐるしく、バタバタと毎日が過ぎ、悲しみにゆっくり浸る暇もありませんでした。
それでも、寝かしつけを終えたある夜。
2人目欲しいけど……また妊娠するの、怖いなぁ
もしまた流産してしまったら?
もう1度同じことが起きたら、今度こそ立ち直れない……
でも……やっぱり、お兄ちゃんになったハルを見てみたい
きっとやさしいお兄ちゃんになると思うんだよなぁ……
そんな未来を描くりほさんは……
次回、最終回! 空にいる大切な子どもたちを思いながら……
監修/助産師REIKO
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最初から読む1話
「妊娠したかも…」えっ!興奮して連絡すると、飲み会中の夫が?! #2度の流産の話 1