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「ひとりぼっちじゃないから…」パパからのメッセージに涙が溢れ… #2度の流産の話 19

「きみがママにくれたもの。2度の流産の話」第19話。6年の交際を経て結婚。入籍から3カ月後、妊娠が判明!しかしその翌朝、大量に出血し流産してしまいました。

手術が終わったりほさんは、麻酔の影響からか、まぶたが重くてなかなか目が開きませんでした。それでも頑張って目を開けて周りの状況を確認し、自分が病室にいることを認識しました。

お腹から赤ちゃんがいなくなって初めて、“赤ちゃんにもう会えない”という実感がはっきり湧いて体もまだうまく動かないのに、涙だけがポロポロ溢れ続けて……

 

「きみがママにくれたもの。2度の流産の話」第19話

きみがママにくれたもの。2度の流産のおはなし #19

 

きみがママにくれたもの。2度の流産のおはなし #19

 

きみがママにくれたもの。2度の流産のおはなし #19

 

きみがママにくれたもの。2度の流産のおはなし #19

 

きみがママにくれたもの。2度の流産のおはなし #19


きみがママにくれたもの。2度の流産のおはなし #19

 

きみがママにくれたもの。2度の流産のおはなし #19

 

まぶたを動かせるようになってきたりほさん。

目を開くと、窓には真っ青で綺麗な青空が広がっていました。

 

目が回る感じがするものの、吐き気や頭痛はありませんでした。

ただ、子宮収縮のせいでお腹に生理痛のような鈍痛がしばらく続きました。

 

徐々に体が動かせるようになってパパに連絡すると……

 

「今日は天気が良くてきれいな青空だから、きっとまめちゃんと一緒に空の上で駆け回ってるね」

とパパから返事が来ました。

 

手術から2時間後にようやく起き上がれるようになり、

頭がグラグラするなか実父の車で実家へ戻りました。

 

実家へ着くと、長男ハルくんと実母が出迎えてくれて、

「ハルちゃんこれからお昼寝だから、一緒に寝なさい」と、何事もなかったように接してくれました。

 

家族や友達、みんなに心配をかけたけど、みんなのおかげで普通に過ごせる。

周りの人の大切さもこのときに学んだりほさんなのでした。

 

次回、手術から月日が流れても●●するのが怖くて……

 

監修/助産師REIKO

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター上枝りほ

    2014年生まれの男の子、2018年生まれの女の子のママ。2児の妊娠・出産までの軌跡を綴った短期連載「きみがママにくれたもの。2度の流産のおはなし」を公開している。

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