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「おかあさんごめんね」謝ってきた娘の言葉におもわず涙…。理由を知り後悔でいっぱいに

子どものひと言がきっかけで、自分の行動を見直すことにしたママ。3人目が生まれて家事や育児でやることだらけな毎日のなか、2歳の娘さんのとある発言で、ちゃんと子どもと向き合おうと思わされたそうです。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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「おかあさんごめんね」

 

「おかあさんごめんね」

 

怒っては自己嫌悪になる日々

普段は子どもたちと過ごす毎日が楽しいのですが、家事があったり時間に追われたりしてイライラしてしまい、つい大きな声で怒ってしまうことも少なくありません。「早くして!」「なんで〇〇しないの!」「いい加減にしなさい!」と声を荒げてしまうことが多かった毎日でした。

 

子どもが寝静まったあとなど、ふと我に返ったときにすごく後悔して「もう怒らないようにしよう」と心に誓うのですが、また次の日には同じよう怒ってしまい、また後悔して、と同じことの繰り返しになっていました。

 

子どものひと言に涙した日

ある日、2歳の次女の添い寝をしていると、急に次女が小さな声で「おかあさんごめんね」と言いました。「なんでごめんねなの?」と尋ねると、「おかあさんおこっちゃったから」と悲しそうな声で答えたのです。

 

確かにその日は次女に対して「早くしなさい!」「いい加減にして!」などたくさん怒ってしまい、何度も次女が泣いていました。その瞬間、大好きなわが子にこんな思いをさせてしまったことをとても後悔し、「お母さんこそごめんね」と次女をギュッと抱きしめ、涙しました。

 

 

いつも笑顔でいたい

ことあるごとに私は次女に対して「早く!」「なんでなの!」「もう!」と言ってしまい、ついついイライラをぶつけてしまっていたことに気づきました。よく考えればそんなに怒ることでもなかった、子どもの気持ちを大切にして受け止めていなかったと、とても後悔したのです。

 

そして、子どもたちの前では怒っているお母さんではなく、いつもニコニコ笑っているお母さんでいたい、もっとちゃんと子どもたちと向き合いたいと、強く思いました。

 

 

家事をしながら子どもたちと一緒に過ごす中で、やることが山積みになって、どうしてもイライラしてしまうこともあります。でも、一緒に過ごす時間は大きくなればなるほど少なくなってしまうし、子どもの今は今しかないのです。だから後悔のないように、子どもたちが「今日も楽しかった! 明日も楽しみだな!」と思える毎日を一緒に過ごしていきたいです。

 

 

イラストレーター/ライコミ


著者:北川なつみ

4歳、2歳、0歳の3姉妹の子育て真っ最中のママ。保育士として約10年認可保育園に勤務し、現在は育休中。子どもたちと毎日たくさん笑って過ごしたいと、日々子育てに奮闘中。

 

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