妊婦健診のたびに指摘される体重増加
長男も次男も大きく生まれたので、今回も大きいかもと予想はしていた三男。やはり安定期のころから、超音波検査のたびに推定体重も頭も大きそうだと言われました。さらに子宮頚管の短さから切迫流産として安静を強いられ、私の体重はぐんぐん右肩上がりに。
妊娠32週の超音波検査では、首をかしげながら何度も何度も胎児の身長や頭囲・胴囲・足の長さを測り直され「これは2週間先を行く成長だな……。4kg超えてしまいそうだよ」と言われ始めました。
妊娠37週で計画無痛分娩をすることに
今回の出産は保育園児の兄2人がいるので、体力の回復も早く計画分娩ができる無痛分娩を予定していました。そして、妊娠36週の妊婦健診で「これはやはり大きそうだから、早く産んだほうがいいよ」と、妊娠37週に入ってすぐの出産を先生からすすめられました。
病院のベッドの空き状況を調べてもらい、予約をしたのはなんと5日後。まだ1カ月くらい先だと思っていた出産が5日後に決まり、大慌てでいろいろ準備を進めることになりました。
なかなか生まれてこないと思ったら…
陣痛が始まってもなかなか進まないお産。長男・次男は7時間と4時間の出産だったし「陣痛促進剤も使うからすぐ生まれるでしょう」と言われていたのに、あれれ? おかしいな?と思ううちに日付も変わり翌日に。
内診で「きっとこの膜が邪魔しているからだ」と先生が破膜すると、一気に赤ちゃんが下がってきてずるんと生まれました! 「わぁ! 大きい」と歓声があがり量ってみると、体重は4,096g。そりゃなかなか出てこられなかったよね~とみんなで納得のビッグな赤ちゃんの誕生でした。
3度の出産を経験しましたが、どの出産もそれぞれの違いや大変さがありました。今回は約1カ月も早めの出産なのに4,000g超だったので、もし出産予定日ごろの出産だったら帝王切開になっていたかもしれません。無痛分娩に期待していたようなラクな出産ではありませんでしたが、赤ちゃんも頑張ってくれて無事に出産でき、本当によかったです。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師 松田玲子
著者:黒河レイ
6歳4歳0歳の3兄弟の母。夫婦ともにフルタイムの会社員の仕事の他、育児や生活情報、映画に関する記事などの執筆活動も。現在は産後の体型を戻すことがもっぱらの課題。