出会い系サイトに登録した夫
まだ長男が3歳、次男が生後半年のときのこと。夫は仕事が忙しく、私はワンオペで育児や家事に追われる毎日を過ごしていました。大変ではあるけれども充実していて、夫との関係もうまくいっていると私は思っていました。
ある日の夜、子どもたちの寝かしつけを終えた私は、夫に用があったため夫の寝室へと向かいました。すると夫は手に携帯を持ったまま、ベッドの上で眠ってしまっている様子。私は夫の携帯を充電器に挿そうとし、携帯の画面に目をやりました。するとそこには出会い系サイトのアプリが表示されていました。
出会い系サイトのやりとり
夫が出会い系サイトに登録していることに、私はかなりショックを受けました。しかも画面には、女性とのやりとりが表示されている状態。見てはいけないと思いながらも、私は表示されているやりとりを見てしまいました。
夫の登録名はもちろん仮名、プロフィール写真もネットで拾ってきたのか、知らない男性の顔写真を登録していました。女性とのやりとりの内容は、「直接連絡を取り合いませんか?」といった内容。ワンオペ育児を必死に頑張っていた私は、この女性とのやりとりに、どんどん怒りが湧いてきました。
夫を問い詰める
怒り心頭の私は、すぐさま夫を起こし、どういうつもりなのか問いただしました。すると夫は、「〇〇(私の名前)がキツイ言い方をしてくるから、どうしたら夫婦関係がうまくいくか出会い系で相談してた」とのこと。夫いわく、知り合いに相談するより、まったく知らない人に客観的な意見を聞きたかったと言うのです。
私は腹が立つやら悲しいやらで、涙があふれてきました。夫は断じて不倫目的ではなくやましいことは何もないと言い張るので、納得はいかないながらも、そのまま揉めていても仕方ないので、その場は許すことに。
その後、特に夫の行動に怪しさを感じたことはありません。今でも正直、出会い系サイトに登録したのはやはり不倫目的なのでは?と夫を信じきれていない部分もあります。ですが当時、私もワンオペで精神的に追い詰められており、夫にキツく当たったのも事実。今は夫にも思いやりを持って接することができるよう、心がけています。
「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。
著者:森井さやか
小学生と幼稚園児の男児2人を子育て中。育児の経験やアパレル販売員をしていた経験を生かして、子育て体験談やファッション記事を執筆している。