帝王切開後の傷口ケア
12人目を46歳で出産したHISAKOさん。11人目までは経膣分娩だったので、今回が初めての帝王切開だったそうです。
帝王切開の方法には縦切開と横切開があります。最近は産後に傷跡が目立ちにくいということから横切開が主流。ただし、縦切開のほうが術野が広く赤ちゃんが取り出しやすいというメリットもあるため、緊急手術などのときには縦切開になることもあるそうです。
統計上、横切開の6人に1人が異常が傷跡になって残る、縦切開の3人に1人が異常な傷跡になって残ると言われているそう。今回、HISAKOさんは縦切開だったため、なるべく傷跡が残らないように産後にケアをしていたそうです。
ケアのポイントは、傷口に刺激や摩擦を与えないこと。具体的には、傷口をしっかり保湿をして、その上から術後ケア専用のテープでしっかり保護します。これにより、下着やズボンのウエスト部分などの刺激からも守ってくれるそうです。通常は産後3カ月ぐらいまでは続けるといいそうです。
12人子どもを産んだおなかを公開!
さぁ、いよいよ12人出産したおなかを大公開!
「これが12人産んだゆえのおなかなんですよね」と笑って話してくれるHISAKOさん。傷口も下のほうは脂厚性瘢痕になってしまっているそう。一生懸命ケアはしていても、まだまだ時間がかかるようで、これからも産後1年くらいはケアを続けるそうです。
「見苦しかったですか? 私のおなか」と少しだけ心配げなHISAKOさんですが、コメント欄には「12人産んでこのお腹って、奇跡じゃない⁉️」「気持ち悪いわけないです! 見苦しくもない! 12人産んだお腹綺麗です! 感動しました」「人のおなかをみてこんなに笑えて幸せになれたの初めてです!かっこいいおなかですね」と温かいコメントばかり。
産後の体はママの勲章
最後にはHISAKOさんからママたちへのメッセージもありました。
「産後に太っちゃったとか、帝王切開の傷が気になるママもいると思いますけど、それだけ自分が頑張って命を生み出して、その命を育てているというものすごいことをやった結果の勲章やわな」と話してくれました。
この力強い言葉に、ママはもちろんママ以外の若い女性たちからも尊敬する声がいっぱいです。
「【12人産んだ】 助産師HISAKOの子育て学校」では、このほかにもママのお悩みにHISAKOさんが答えてくれる動画を更新中。ぜひご覧ください♪
画像提供・協力/助産師HISAKO