わさびです。私が経験した、婦人科の病気のお話です。
私は20歳のとき、卵巣嚢腫(チョコレート嚢胞)が判明しました。それからの治療、そして妊活では、いろいろと悩んだり、苦しんだり……。そんな私の治療、妊活、そして産後までをマンガにしました。再発の可能性はありますが、現在は完治しています。同じ病気の方は、けっこう多いかなと思うので、こういう事例もあるのだと参考程度に読んでいただけたらと思います。
※この漫画は実話に基づいた体験談です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※チョコレート嚢胞とは、子宮内膜症が卵巣にできたものです。本来は子宮内にあるはずの子宮内膜が卵巣内にでき、生理のたびに増殖と剥離を繰り返し、卵巣の中に血液がたまります。その古い血液がドロドロのチョコレート状に見えるため、チョコレート嚢胞と呼ばれます。
総合病院って本当に待ち時間が長いですよね。
多くの患者さんがいるから仕方ないとしても、下腹部が痛いなか、何時間も待っているだけなのは結構きつかったです。
ちなみに、造影剤を使ってのMRIは初めての経験でした。造影剤は確か点滴で入れたのですが、その点滴がなくなるまでは待っていなければならず、そこでもかなり待ちました。
MRIは狭い筒状の機械に入るので、閉所恐怖症などの人は気分が悪くなったりするようですね。私はまったく平気でした。
先生によると、あの痛みは「破裂か捻転(卵管がねじれること)の寸前だったのかもしれない」とのことでした。破裂しなくてよかったねと言われて、ようやく危機感が……。本当に破裂していたら大変なことでした。
卵巣が破裂したり捻転したら、緊急手術になるようです。
どちらも急に激痛に襲われるようなので、まったく人ごとではなかったなと反省。
救急車呼ぶかどうか迷ったときには思い切って呼びましょう。
ちなみに、卵巣は両側に2つあるので、1つを摘出しても妊娠は可能だそうです。
監修/助産師REIKO