休日の楽しみもコロナ禍でままならず
おいしいものを食べることが大好きな私たち夫婦は、休日を利用して街を散歩しながら、おいしそうなお店を探してランチすることを楽しみにしてきました。あるときは古びたラーメン屋を見つけ、こういうお店が意外とおいしいはずと期待して入ったところ、本当に想像以上の味に感激したことも。また、お店がツタで埋め尽くされた雰囲気抜群のイタリア料理店で食べたスパゲッティが思いのほかがっかりだったこともありました。
このようにお店の雰囲気や料理の味について夫婦で感じたことを話すことは、会話の減った私たちにとってとても新鮮なこと。子どもが独立し会話が少なくなった夫婦にとっては、おいしいものと出合ったり、さまざまな驚きや感動を体験したりと自然と会話も増える一石二鳥の楽しみ方でした。しかしコロナ禍の今は外出することもままならず、そんな楽しみもなかなか実行することができなくなりました。
自宅でもこんなに楽しめる!
コロナ禍ではなかなかできなくなってしまった休日の楽しみ。外出自粛期間が長くなりだんだん休日が退屈に感じるようになりました。そこでコロナ禍でも楽しめることはないかと、今までの食べ歩き感覚を自宅で楽しみたいと考えた結果、ネットでのお取り寄せを利用することに。せっかくならただおいしいものを取り寄せるのではなく、同じ食べ物をいくつかのメーカーから取り寄せて比べてみようと考えました。
例えばフルーツゼリーを3つのショップから取り寄せて食べ比べてみたり、いくつかの違ったメーカーから明太子を取り寄せて食べ比べしてみたり。また、日本酒のミニボトルを5~6種類取り寄せて飲み比べたこともありました。お互いの好みなど当然知っているつもりでしたが、意外と知らないことがあったりして新しい発見も。このようにお取り寄せを利用した食べ比べも、おいしいものを食べる喜びや新鮮な発見があり会話も弾みました。
身近な楽しみで夫婦間にも新鮮な風が
お取り寄せの食べ比べはとても楽しいものでしたが、やはり高級品が多くなるので出費もばかにならないというデメリットも。そこでもっとリーズナブルな楽しみ方はないかと考えた結果、例えばいくつか種類の違う冷凍チャーハンの食べ比べや、いくつかの味の違うカップ麺の食べ比べをしてみることに。近くのスーパーで簡単に購入できるリーズナブルなものでも十分楽しめました。
ほかにもお米の産地や種類の違うものを、少しずつ炊いて食べ比べたときはとても興味深い結果も。また、数種類のレトルトカレー食べ比べや豆腐の食べ比べなど、高級なお取り寄せから比べるとぐーんと庶民的ですが驚きや感動は同じようにたくさん体験することができます。手軽にそろうものでリーズナブルなので、休日のたびに食べ比べを楽しむようになりました。すると夫婦の日常での会話も増え、マンネリ化していた夫婦間に新鮮な風が吹き込んだようなうれしい変化も感じています。
まとめ
コロナ禍で今までの楽しみだった食べ歩きができなくなり、自宅での食べ比べを楽しむようになった私たち夫婦は会話も弾むように。今まであまりにも新鮮な感動や驚きなどを共有してこなかったと夫婦のあり方を振り返って反省しました。子どもが大きくなると夫婦での共通の話題はどんどん少なくなり、深いことに踏み込んだ話になると逆にぶつかってしまうことも。
そんなときにコロナ禍でとりあえず考えたこの楽しみ方で、夫婦2人とも童心に戻ったように笑い合えるようになりました。その上、どんな取り寄せ料理やレトルト、出来合いの冷凍食品より、結局私の料理のほうがおいしいなんてお世辞を言われると思わず私もにっこり。夫婦円満効果も抜群です。
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著者:Sakura
子どもは独立し今は夫と2人暮らし。大好きなアクセサリー作りを仕事に。収入は少ないけど好きなことなので意外と気に入っている。