楽勝だと思った毎日の登園準備だけど…?
生後7カ月から保育園に通い始めた長男。入園すると発生するのは毎日の支度です……。入園準備と比べると一見大した手間ではないように思えた毎日の登園準備ですが、やってみるとこれが案外面倒。巾着にコップを入れたり、着替えを補充したり、連絡帳を書いたりと細かい作業が発生しますが、わが家ではどうしても帰宅が早い私がやることになっていました。
しかし長男が年少さんの年、2人目妊娠が判明! つわりはもちろん、安定期以降も湿疹・不眠などのマイナートラブルに悩まされ、確実に私の体力は削られていきました。
2人目の産後、ついに限界を迎えた私
そんな私の様子を見ているはずの夫ですが、頑なに登園準備にはノータッチ。我関せずという態度にイライラしていましたが、食後の片づけなどは担当してくれている手前、大した手間ではない登園準備ごときで文句を言うのもな…… と思い、言い出せずにいました。
しかし、2人目出産後自宅に戻って状況は一変! 夜間の授乳や帝王切開後でフラフラのなか、夜な夜な長男の巾着袋にコップとスプーンを詰める毎日に、ついに限界を迎えるときがやってきたのです。
ついに大爆発! でも夫は謝ってくれて…
ある日、子どもたちを寝かしつけたあとに登園準備をしようとした私は、だんだん悲しくなってきて夫に激怒。「なんでこんなに大変なのに、気付いてくれないの!? 」と怒りながら、なぜか涙が出てきてしまいました。
突然怒りながら泣き出す私に、最初はあきれていた夫。しかし、徐々に落ち着きを取り戻した私が登園準備をしてくれないことへの不満を話すと静かに聞いてくれ、「正直登園準備をそんなに負担に感じていると思わなかった」「そこまで頭が回らなかった」と教えてくれました。
産後で余裕がなく、すっかり感情的になってしまった私。その後ありがたいことに、夫は積極的に登園準備をしてくれるようになりました。心から感謝すると同時に、私もあそこまで感情的になる前に、もっと早い段階で手助けを求めればよかったと反省しています。今後、困ったことやつらいことなどは冷静に伝えられるように努力しようと思った一件でした。
監修/助産師REIKO
著者:大瀬木あさみ
炭水化物と漫画があれば生きていける1男1女の母。1人目妊娠でうっかり退職してしまい、産後は職を転々としていたが、現在はライターとして漫画・アニメや子育て、グルメなど興味がある分野を中心に執筆中。