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突然の呼吸困難!? ただの風邪ではなかった【ママの体験談】

この記事では、生後5カ月の娘さんが風邪をひき、夜に「ヒューヒュー」という呼吸音と「ケンケン」というオットセイの鳴き声のような咳をしていたときの体験談を紹介しています。思いもよらぬ病気だったそうです。

風邪をひいてしまった赤ちゃんのイメージ

 

「生後6カ月ごろまではママの免疫があるから風邪を引かない」とよく言われていますが、わが子には当てはまりませんでした。私の娘は生後2カ月ごろから、よく風邪をひいたからです。そんなある日、娘が思いもよらぬ病気にかかってしまったんです。

 

いつもの風邪だと思っていたら突然!?

風邪をひいた生後5カ月の娘。発熱はなく、症状は鼻水程度。日中は機嫌よく遊んでいたので、病院へ行きませんでした。

 

ところが、夜中の0時をまわったころ。突然「ヒューヒュー」といった呼吸音が聞こえてきたんです。その音で目を覚ました私は、汗だくになっている娘の姿を見てハッとしました。これはいつもと様子が違う!さらに「ケンケン」といったオットセイの鳴き声のような咳も。焦る気持ちを抑え、救患センターへ急ぎました。 

 

低月齢ほど要注意! クループ症候群って?

検査の結果「クループ症候群」と診断されました。特に小さい子どもに多くみられるもので、ウイルスなどが原因で咽頭が炎症する病気なのだそうです。最初は風邪症状から始まることが多いので、症状に気付きにくいことも。

 

まだ呼吸器官が未熟な赤ちゃんが発症すると、窒息する可能性もあるため、娘は即入院となりました。点滴や呼吸気管を広げる薬を吸入するなど、適切な処置をおこない、幸い5日間ほどで退院できました。

 

赤ちゃんの様子をしっかり観察する

クループ症候群で特徴的なのは「咳」でした。「ゼロゼロ」といった呼吸音や犬の遠吠え、オットセイの鳴き声のような呼吸音には注意したいと感じました。

 

インフルエンザウイルスによってクループ症候群に発展すると、症状が特にひどいとも聞きました。私の場合、たまたま娘の呼吸音に気付いたのでよかったですが、気付かずに放置していたら娘の容態が悪化していたかもしれないとヒヤリとしました。

 

 

ただの風邪だと思い込んでいたら、まさかの入院。呼吸が苦しそうな娘の姿を今でも鮮明に覚えています。クループ症候群に限らず、普段から子どもの状態をよく観察したいと思います。


著者:田中由惟

一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

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