元気で旅行するため、まずは散歩から
夫は散歩が大好き。朝早くや、夕方に散歩をします。若いころは夫が「散歩に行ってきます」というのを「いってらっしゃい」とただ見送っていました。なぜならば子どもたちが家にいるので、私は子どもたちのお世話があり、2人そろって家を出るというわけにもいかなかったのです。
しかも、若いころ私は「散歩の何が楽しいの?」と思っていました。目的もなくただ歩いても意味がないと。もちろん若かったので健康に気を付けるとか体力増進とか、そういうことはまったく考えてもいませんでしたし、考えなくてもよかったのです。
しかし、更年期に入り出したころから、そこまでの体の衰えは感じていなかったものの、なんとなくこのまま何もせずにいると良くないのではないかと思うように。そこで、何かをして筋肉の衰えを防ぎたいと思っていたところ、散歩に一緒に行けばいいんだと思い付きました。
そのころは子どもたちも大きくなっていましたので、子どもたちだけ家に置いても何の心配もなく、2人で散歩に行くようになりました。2人で散歩すると、忙しい日常では話せないことも散歩中にゆっくり話せます。散歩は体力が付くだけでなく、夫婦仲が深まるといった効果もあるように感じています。
筋肉をつける目的でトレッキングもするように
散歩で歩くのは、平坦な道だけです。それでは、筋肉はつきません。健康のためには筋肉もつけたほうが良いだろうと思い、2、3年前から山に登り始めました。散歩だと1、2時間歩いても平気ですが、山道を歩くと急勾配の場所では5分くらいでもう心臓がバクバクします。
山登りというと本格的に聞こえますが、私の場合はトレッキングというほうが正しいでしょう。山登りとトレッキング、何が違うのか私もあやふやだったので調べてみたところ、登山は山頂を目指すことで、トレッキングは無理せず山の景色を楽しむことだそうです。散歩の好きな夫は、もちろんトレッキングも大好き。ですので2人で週末トレッキングに行くことが多くなりました。共通の趣味が増えて、一緒に過ごす時間もより長くなりました。
若いころは山登りに興味がなかったどころか、避けていました。なぜかというと山にはトイレがありません。だから嫌だったのです。今でも山にトイレはなく、それが嫌なのは変わりありませんが、目的のためには仕方ありません。往復3、4時間くらいのところにしか行きませんので、今のところトイレで困ったという経験はありません。
散歩とトレッキングの頻度と効果
散歩の頻度は決まっていません。週に1、2回だと思います。夕飯を食べたあと、夫が「散歩に行く?」と聞き、「行く」と言って一緒に散歩に行きます。私が1つ決めているのは、夫に散歩に誘われたときに断らないようにしようということです。暑いときや寒いとき、散歩に行きたくないときもあります。しかし、自分の健康を思うと散歩はしたほうが良いと思うので、誘われたときには必ず行くようにしています。
トレッキングも、週末に天気が良ければ行くという感じで、第何週の何曜日に行くなどとは決めていません。こちらも月に2回くらいは行っています。近郊の登りやすそうな山を調べて登ります。やはり土の上を歩くのは気持ちが良く、しかも森林浴もできますので、体力づくりとストレスも発散の一石二鳥です。
散歩とトレッキングの効果ですが、自分ではまだそこまで実感できていません。しかし、効果がわかったできごとがありました。それは去年、大学時代の友人たち7人と大分県の由布岳に登ったときのこと。ほかのメンバーは苦労しながら登っていたのですが、私はそれほどきつくありませんでした。これが日ごろの散歩とトレッキングの効果かなと思いました。
まとめ
若いころは運動をしなくても何も思いませんでしたが、更年期くらいになると、このまま何もしなかったときの未来を考えて怖くなりました。そのため散歩を始め、トレッキングを始めました。これが今の私の健康法です。散歩を始めてから風邪もひかずに健康に暮らしていますので、私には合っているのではないかと思います。
また、散歩とトレッキングを夫と一緒にしているおかげで、夫婦の会話が増え、夫とより仲良くなりました。元気に旅行するために始めた健康法ですが、夫婦仲を良くする効果もありそうです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!
著者:kayoko
24歳、22歳、18歳の母。フリーランスのライター。白髪にも老眼にも悩まされている。その上、毎日長時間椅子に座って記事を書いているので運動不足を痛感。運動不足解消のため休日は夫と山登りを始めた。