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【体験談】2歳をすぎても自分で食べない!悩んだ末に気付いたこと

私の娘は2歳になっても「ママ食べさせて~!」と言ってきます。自分で食べる意欲を引き出そうとキャラクター食器やピックを使ったり、ごはんを俵型にするなど食べやすい工夫もしましたが長続きしません。悩んだ末に食べさせてほしいという子どもの気持ちは「ママに甘えたい」から言っているのだということに気付きました。

ご飯を食べる幼児

 

2歳にもなると、だいぶ自分でごはんが食べられるようになってきます。ですが、私の娘は決まって「ママ食べさせて~!」と言ってきます。スプーンなどが使えないわけではありません。なのにどうして自分で食べてくれないのか……。今回は、自分で食べてもらうために実践したことや気付いた点をお伝えします。

 

食事の気分を盛り上げるグッズを活用!

自分で食べる意欲を引き出そうと考えたのが、キャラクター食器を使うことです。また、ピックを使ったり、ごはんを俵型にするなど、食べやすい工夫もしてみました。

 

いつもと違った雰囲気の食事に娘は大興奮です。積極的に自分で食べている様子……と思いきや、しばらくすると「食べさせて~」と言ってきました。うまくいったと思ったのに!私の苦労は何だったのかと悔しい思いをしました。

 

好きなメニューだとどうなる?

「好物であれば自分でごはんを食べるかも」。そう思った私は、娘の大好きな「アンパンマンカレー」を出してみました。するとガツガツひとりで食べる姿が!

 

好きなものだと自分で食べる!それは外食でも同様です。娘好みのお子さまランチだと、私がいなくてもペロリと平らげます。とは言っても、好物ばかりを毎回出すわけにもいきません。どうすれば、ふだんの食事も自分で食べてくれるのか悩みました。

 

子どもの気持ちに寄り添うことの大切さ

悩んだすえに気付いたことがあります。ごはんを食べさせてほしいという子どもの気持ちは、「ママに甘えたい」という気持ちから来るのだということです。思わず「自分で食べて!」と言いたくなりますが、突き放すと子どもの気持ちはエスカレートするばかりです。

 

子どもの甘えたい気持ちが十分に満たされたとき、きっと言わなくなるのだと思います。そう思うと「今だけの大事なコミュニケーションでもあるのでは?」と感じました。

 

 

忙しくて子どもの気持ちに応えられないときは「ごめんね、今日は忙しいから明日食べさせてあげるね」とやさしく返すようにしています。いつかは必ず親から離れる子ども。この体験で、子どもの気持ちを優先的に考えようと決めたのでした。(TEXT:田中由惟)

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