記事サムネイル画像

「え、股に何か挟まってる…!?」陣痛の真っ最中、トイレへ。突然、いきまずにはいられない感覚に!?

30歳で初めての出産に挑んだ私。出産予定日を6日過ぎて日付が変わったころ、ついに陣痛が始まりました。順調に陣痛も進み、朝になって病院に行きました。痛みの間隔も狭まってきたころ、思い立ってトイレに行ったのですが、トイレに座ったら急激な腹痛に襲われてしまいました。あれ? もしかしてこれは? バタバタした中での出産体験記です。

ひとりで陣痛に耐えた4時間

今回が初めての出産だった私。夜中におしるしと陣痛が始まり、病院と連絡を取って朝入院となりました。里帰り出産だったために夫は間に合わず、病院までは母に付き添ってもらいましたが、初産ということもありまだ生まれなさそうなので、母には一度帰宅してもらったのです。

 

ベッドに横になっているよりも立って歩いているほうが痛くない気がしたので、ひとりで個室の中をひたすら歩き回っていました。そのかいもあってか、助産師さん曰く順調にお産は進んでいきました。

 

急にトイレに行ったら、まさかの出来事

お昼過ぎには陣痛も2・3分間隔になり、いよいよ出産も近づいているのかなと考えていたころ、急にトイレに行きたくなりました。病院に戻ってきていた母に「いきんじゃだめだよ」と言われてトイレに座ると、急にいきまずにはいられない痛みがきてしまったのです。

 

陣痛がおさまった瞬間に「これはやばい!」と思い、なんとか服を着てトイレから這って外へ出たのですが、そのときには股に何か挟まっている感覚もありました。私の姿に驚いた母がナースコールを押し、すぐに助産師さんと看護師さんが来ました。

 

 

あっという間の出産

かけつけた助産師さんは、私の様子を見てすぐに股を押さえて車いすに乗せると、ダッシュで分娩室に向かいました。そして分娩台に乗ってすぐに破水し、その後3回ほどのいきみで出産できたのです。助産師さんが個室に来てから、約15分弱の出来事でした。

 

トイレに行ったところから急激に陣痛が進み、本当にバタバタした中での出産だったので、正直に言うと出産の痛みの記憶はあまりありません。しかし出産して長女の顔を見た瞬間は、本当にうれしかったです。

 

 

トイレに座ったことで、赤ちゃんがぐっと下がってしまったようです。また、あとから考えればあのときトイレに行きたかったのは破水する直前の合図で、股に何か挟まった感じがあったのは赤ちゃんの頭でした。あっという間の出産となりましたが、今ではとても良い思い出です。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

監修/助産師 松田玲子


著者:北川なつみ

4歳、2歳、0歳の3姉妹の子育て真っ最中のママ。保育士として約10年認可保育園に勤務し、現在は育休中。子どもたちと毎日たくさん笑って過ごしたいと、日々子育てに奮闘中。

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • 通報
      私の場合は、助産師さんから陣痛中に歩いてお産を促しましょう
    • 通報
      トイレの便器の中に産み落とすことになったら最悪ですね
    • 通報
      陣痛中歩いたりしてお産を促しましょうとか言われたけどあの痛みの中動けるわけない。 子宮口の開きを助産師さんが指突っ込んで確認しに来ましたがそれも痛い。 そして、開きを確認中突然全開。出ちゃう!!って叫… もっと見る
      陣痛中歩いたりしてお産を促しましょうとか言われたけどあの痛みの中動けるわけない。
      子宮口の開きを助産師さんが指突っ込んで確認しに来ましたがそれも痛い。
      そして、開きを確認中突然全開。出ちゃう!!って叫びました。実際には出てなかったのですが助産師も慌ててお股を押さえて車椅子に乗り分娩室へ入ってから15分くらいで出産しました。
      お産って想定通りにはいかないですね。
      +15 -3

  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    医療の新着記事

  • PICKUP

    他のテーマの
    記事を読む