ゆかこちゃんが苦手な縄跳びを頑張ったことを報告しても、担任の先生がゆかこちゃんの頑張りを伝えても、お母さんは淡々とした返事のみで、一緒に喜んでくれる様子はありませんでした。
担任の先生は、ゆかこちゃんの両親が子どもへの興味が薄い印象だったことを改めて思い出し、「これからもっとゆかこちゃんのいいところを、お母さんと一緒に認めてあげる場を増やそう」と意識して行動するようになり……
保育園のお話 手がかかる子!?編 最終話
担任の先生の保育の仕方や、ゆかこちゃん自身の意識が変わったことで、保育中に気持ちが爆発することも、部屋から飛び出すこともなくなっていました!
そしてついに卒園の日を迎えます。
みんなの成長に感動しつつ、名前を呼んでいきます。
胸を張って自身に満ちたゆかこちゃんが座っている姿が目に入ると、一瞬でいろんなことが思い返されました。
怒ってしまうと、先生の言葉が聞こえなってしまったこと、
担任の先生の制止を振り切って部屋から飛び出してしまったこともあった。
一生懸命寄り添っても、想いが伝わっていないのかな……と落ち込んでいるとき、ゆかこちゃんから初めての手紙をもらって、うれしくて涙を流したこと。
そんな過去を思い出すと、涙が溢れて止まりません。
保育園では、対応が難しい子どもが毎年クラスに数人いるそうです。
それでも、子どもそれぞれが持った個性であり、どうにもならない思いを保育士にぶつけることも……。
それでも、できるだけ寄り添い、成長を促してあげたいと思って保育してきた担任の先生。
ゆかこちゃんもいろんなことにぶつかっても、それを乗り越えられるたくましい女の子に成長してほしいと願います。
そして、初めてもらったあの手紙は、今でも担任の先生の宝物なのだそうです。
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