実家をたたむ⑧「あれ?変わった?」母の第二の人生を謳歌 #50

イラストレーターの和田フミ江さんによる連載マンガです。40代に突入した和田さんの日常エピソードをご紹介! 今回は、母がのびのび生活しているのを見て、実家をたたんでよかったと実感するお話です。

BBA

親が元気なうちに早めに実家をたたむことにしたわが家。
きっかけは子どもたち(私と弟たち)が全員家を出て、別の場所に住むことが確定したことでした。母がひとりで住むには大き過ぎる家、維持していくのにも、将来処分するのにもお金がかかります。また、当時母の病気が見つかって、手術の際は私が帰省しお世話していたものの、子どもが離れた場所に住んでいることに、母も不安を感じたのだと思います。

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引っ越してよかったことは、母が「家」の維持や過度の人付き合いから自由になれたことでした。実家にいるときは、周りは知り合いばかり。「いつも誰かに見られている」という感覚があったんだそうです。今は好きな服を着て、好きな場所に行って、好きな人とだけ交友関係を保つことができ、厄介なもめ事などからは距離を置いて暮らせています。

 

また、早めに家を処分したことで、将来私たちきょうだいがしなければならないことが減りました。実家を片付けるのも、処分するのも、20年後30年後におこなうのは肉体的にも経済的にもとても大変になるはずです。大きな決断でしたが長い目で見て、いつかよかったと思えるといいなと思っています。

 

もちろん、うまくいかないことや不安なこともあります。母は周りの目から自由になった半面、ちょっと隣近所に行っておしゃべりするという環境ではなくなってしまいました。また、母に何かあったら私がケアしなくてはなりません。そのプレッシャーは常に感じています。ただ、それは覚悟の上でしたし、悩んでも仕方のないこと。母が実家に住み続けていても、状況は同じだったと思います。なるべく気負わず、今は母との行き来を楽しむようにしています。

 

土地勘のない場所に還暦を過ぎてから引っ越し、一つひとつ新しいことに挑戦している母。手芸教室に通い始めてみたり、私と旅行に出かけたりと、なかなかアクティブです。そんな母の老後(?)を見ると、私もまだまだいろいろなことに挑戦できる!と元気が出ます。

ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!

 

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    この記事の著者

    マンガ家・イラストレーター和田フミ江

    姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。著書に「お母さんまであとすこし!」(ベネッセコーポレーション)、「おうちクエスト」(竹書房)など。

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