記事サムネイル画像

医師「虫刺されで間違いありませんが…」翌日、患部が急激に悪化!身近な虫が原因?意外な診断結果とは

6歳の長男が「足がかゆくて、歩くと痛い」と訴えてきました。足を見ると、小指の側面が少し赤く腫れており、蚊に刺されたような様子。市販の虫刺されの薬を塗って様子を見ることにしましたが、翌日には症状が急変してしまったのです……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!

蚊に刺された?と思い、市販の薬を塗布

長男がかゆみと痛みを訴えたのは、土曜日の夕方のことでした。足には、蚊に刺されたあとのような直径1cmほどの丸い赤みがありました。それを見た夫は、「自分も小さいころ、足の裏あたりを蚊に刺されると腫れて痛かったことがあったな〜」と話していました。

 

長男は以前から蚊に刺されるとかなり腫れる体質だったため、私も「腫れが痛みの原因だろう」と思い、市販のかゆみ止めを塗ることにしました。塗ったあとは症状も気にならなかったようで、普段通りに過ごしていたのですが……。

 

 

皮膚科へ行くと症状が急変!

翌朝、長男は「やっぱり歩くと痛い」と言ってきました。患部の見た目は前日と変わらなかったため、「虫刺され程度で病院に行くべきか」と迷いましたが、少しでも痛みを和らげてあげたいと思い、日曜日も診察している皮膚科へ連れて行くことにしました。

 

受診時にサンダルを脱がせると、足の状態は一変。家を出てから受診までのわずか30分ほどの間に、足の甲から裏にかけて、筋に沿うように線状の赤みが広がり、痛々しい様子になっていました。皮膚科の医師は「原因は虫刺されですが、リンパが腫れてしまっています」と説明してくれました。

 

 

なぜ症状が悪化?原因は身近な虫?

私が「特殊な虫ですか?」と尋ねると、医師は「虫の種類は断定できませんが、蚊やダニの可能性もあります」とのこと。身近な蚊やダニに刺されただけで、これほどひどい状態になることもあると知り、とても驚きました。

 

また、アレルギー反応が出た可能性もあるとのことで、アレルギー用の飲み薬と強めのステロイド薬を処方してもらいました。薬のおかげで、その日の夕方には自覚症状はなくなりましたが、赤みは1週間ほど残っていたと思います。

 

当初は「たかが虫刺され」と甘く見てしまい、「こんなことで病院に行くのは迷惑かな?」と受診をためらっていましたが、結果的に行って本当によかったです。迷ったときは専門家に相談しようと、改めて感じた出来事でした。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:土田えり子/女性・主婦。2児の母。元記者で、現在はフリーランスとして企業のリリース記事や、自身の子育て体験談などを執筆中。

イラスト:ホッター

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    ママトピの新着記事

  • PICKUP