”母”にならない
1つ目は、母にならないことです。というのも、夫は自分の母親が大の苦手。事あるごとに面倒を見たがり、連絡をしてくる母親に、うっとうしさを感じていているようでした。私も自分の母に対して同じように感じた経験があるので、気持ちはよくわかっていたのですが……。結婚とは不思議なもので、夫がいない日に夫の部屋を掃除したり、夫の健康管理の方法についてアドバイスしたりと、知らない間に、私も母親のような行動をとるようになっていました。
ハッとさせられたのは、夫に「母親みたい」と言われたとき。いつもやさしい夫ですが、このときの冷たい表情には驚きでした。これを機に、母にならないこと、夫のことは夫のやり方に任せることを決めました。
家事のやり方に口出ししない
2つ目は、家事のやり方に口出ししないことです。私たち夫婦は、同棲したてのころに家事分担を決め、料理と掃除は私、洗濯と食器洗いは夫と決めました。今となっては何も気になりませんが、当時の私は彼のやり方がとにかく気に入らず……。
洗濯物は5回くらいパンパンとはらってから干してほしい、天気の良い日は外干ししてほしい、食器を洗ったら水切れがよくなるようにカゴに並べてほしいなど、文句をぶつけていました。
そんなある日のこと、いつものごとく小言を言ったら、ついに夫が「文句を言われるならもうやらない!」と怒ってしまったのです。「自分は料理や掃除に対して何も言ったことがないのに、どうしてずんこは言ってくるの」と言われ、ぐうの音も出ませんでした。
そのときから、夫の家事のやり方には一切口出ししないと決めています。そのおかげか、以前よりも細かいことが気にならなくなり、「まあいっか」の精神が育った気がします。
夫の悪口を言わない
3つ目は、夫の悪口を言わないことです。私たちは、1カ月に1度のペースで喧嘩をしてしまいます。それは特に悪いことだと思わないのですが、問題なのは、そのときの怒りの矛先。
というのも、以前、夫と大喧嘩をしたときに、友人に夫の悪口をたくさんぶつけてしまったことがありました。友人は、やさしく話を聞いて共感してくれましたが、私の心は一向に晴れず……。逆に、夫の悪口を他人に伝えることで、夫を裏切ってしまったような、モヤっとした嫌な気持ちが残りました。
それを機に、思っていることは夫にぶつけなければ何も変わらない、妻として夫の味方である以上、他人に悪口を言ってはいけないと気付きました。今では、嫌なことは言葉できちんと伝えるよう心掛けていますし、夫の良いところは、周りの人にもどんどん伝えるようにしています。
世間的な一般論に合わせて行動することは「我慢」を強いられますが、自ら夫に合わせて行動することは「我慢」ではなく「思いやり」だと思っています。夫が、私に思いやりを向けてくれているように、私も妻として、思いやりのある行動をし続けていきたいです。
原案・文/ずんこ
作画/村澤綾香
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