「わたしは風!」詩に想いふけるも現実は…!? #53

イラストレーターの和田フミ江さんによる連載マンガです。40代に突入した和田さんの日常エピソードをご紹介! 今回は、SNSがきっかけで「詩」にハマったお話です。

BBA

最近、なぜか詩を読むのにハマっています。
きっかけはSNSでした。自分が目を覚ますと、海外の人が「おやすみ」と書いていたりする。小学生のとき教科書で読んだ谷川俊太郎さんの詩「朝のリレー」を思い出しました。ネットで詩を検索していくつか読んでみたら、だんだんおもしろくなってきました。

 

例えば、同じく谷川俊太郎さんの詩。
「イノチはイノチを食べて生きています
イノチを食べた私はいつかイノチに食べられる
私が美味しいといいのだけれど」
カッコイイ……。最後の一文がしびれます。

 

茨木のり子さんの詩より一部抜粋。
「ぱさぱさに乾いてゆく心を ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて」
ハイ、すみません!と耳が痛くなる一編。でも胸に響きます。

 

BBA

 

ただ黙読することが多いですが、実は夜ひとりで音読することもあります。ほかの人が見たらちょっと引くかもしれないけれど、これが意外と楽しいのです! 多分ひとりカラオケと同じような感じなんだと思います。自分の好きなリズムを発声するのは、シンプルに気持ちの良いことなんだと気付きました。

 

長編小説を読むほどの時間や気力がないときでも、詩ならちょっとした隙間時間に味わうことができます。心に響く詩は、言葉のサプリメント。これからいろいろな詩に触れて、お気に入りの一編を探していきたいと思います。

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    この記事の著者

    マンガ家・イラストレーター和田フミ江

    姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。著書に「お母さんまであとすこし!」(ベネッセコーポレーション)、「おうちクエスト」(竹書房)など。

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