夫との出会い
私が夫と出会ったのは21歳のとき。夫のほうから積極的にアプローチをしてくれて、出会って半年ほどで交際を始めました。私は23歳で結婚したいと思っていたので、夫と付き合い始めた時点で結婚も視野に入れて考えていました。
しかし、夫との結婚を考えるうえで悩みの種になっていたのが、夫が田舎の長男であるというところ。私はひとりっ子なので将来的には実家の近くに住んで、年老いていくであろう両親のことを見守りたいと考えていました。
プロポーズを受け、本心を話すと…
夫との交際は順調に進み、2年が経ったころ。23歳で結婚したいという私に合わせて、彼がプロポーズしてくれました。そこで私は初めて夫に、「実家の近くに住みたい」と考えていることを明かしました。
夫は「やっぱり自分は3兄弟の長男だから、実家の近くに住まないといけない」と申し訳なさそうな様子。そうなるだろうとは予想していましたが、夫に「〇〇(私の名前)のご両親に寂しい思いはさせないし、大切にするから」と説得されました。私は「家業をしているわけではないのに、それでも絶対そっちに行かないとダメなの?」と食い下がって聞いてみましたが、やはり答えは変わらず。少し考える時間がほしいと夫に伝えました。
地元を離れることを決意
プロポーズされてから約1カ月間、両親や友人にも相談しながら悩み、結局私は夫の実家の近くに住むことを了承。決して納得したわけではなかったですが、それでも夫と結婚したいという気持ちのほうが大きかったからです。友人はもちろん、両親も寂しがっていましたが、「ひとりっ子だからこうなるだろうと覚悟していたし、大丈夫。こっちのことは心配しなくていいから」と送り出してくれました。そして結婚後、夫の実家のすぐ隣に家を建てました。
結婚して10年経った今でも、正直地元に帰りたいと思うことはたくさんあります。両親や友人にすぐに会えないストレスも感じており、何よりもどんどん歳をとっていく両親のことが心配でなりません。
ですが幸いにも私の実家は賃貸なので、両親が動けるうちに、私の自宅の近くに家を借りてもらうつもりにしています。両親は引っ越してくることに迷いもあるようですが、やはり私が近くにいるほうが心強いようで、前向きに考えてくれています。
原案・文/森井さやか
作画/霜月いく
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