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始まりは突然の嘔吐。ただの風邪かと思っていたら…。【娘が脳症になったとき #1】

娘が脳症になったとき第1話。2人の娘さんの母である和田さん。上のお子さんが3歳のとき、ある朝大量の嘔吐を。ただの風邪かと思っていたらまさかの病気だったことが判明し……。これは娘さんが脳症と判明したのときのお話です。

ハナの様子が突然おかしくなったのは土曜日の朝でした。鼻からも溢れるほどの嘔吐をし、顔面蒼白で歯をガチガチ震わせていました。慌てて病院へ行くと……。

 

ある朝、滝のような嘔吐を 娘が脳症になったとき #1

娘が脳症になったとき #1

 

 

 

 

小児科では「胃腸にくるかぜ」との診断で、薬はなし。熱が上がりきってからは落ち着いてよく眠れるようになり、翌日にはその熱も下がってホッとしました。

 

しかし、熱が下がったにもかかわらず、ハナの様子はいつも通りに戻りませんでした。

ボーッとしていて、遊ぶわけでも、いつものようにおしゃべりするわけでもなく、すぐ疲れてしまうようでした。食事を出すと、まるで赤ちゃんに戻ったように手でぐちゃぐちゃとかき回し、直接口へ。「いつもこんなことしないのに。体調が悪くてわがままになってるのかな?」と夫と顔を見合わせていました。

 

私も、夫も、この後嵐のような日々が始まるとは、予想もしていなかったのです。

 

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      私の上の娘もウイルス性の風邪から脳症になり今も知的障がいが残っています。(現在支援学校小学部の1年生です) うちは1才半でしたが今でもあの時もっと何かできたんじゃないか?と後悔ばかりです。私もけいれん… もっと見る
      私の上の娘もウイルス性の風邪から脳症になり今も知的障がいが残っています。(現在支援学校小学部の1年生です)
      うちは1才半でしたが今でもあの時もっと何かできたんじゃないか?と後悔ばかりです。私もけいれん発作など無知だったのでもっと勉強しておくべきだったと反省しています。
      他の方からは漫画にすることに対して否定的な方もいるかもしれませんが、それでも脳症のことを知ってほしいと思うので連載楽しみにしています!
      +524 -24
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      うちの子も何度も痙攣を起こしとても不安でした。 その時に脳症を起こすと高い確率で後遺症が残ると聞き、とても辛い思いをしている方がいらっしゃると思うので、あまり気軽に何でも漫画にしない方がいいのではない… もっと見る
      うちの子も何度も痙攣を起こしとても不安でした。
      その時に脳症を起こすと高い確率で後遺症が残ると聞き、とても辛い思いをしている方がいらっしゃると思うので、あまり気軽に何でも漫画にしない方がいいのではないでしょうか。
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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター和田フミ江

    姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。著書に「お母さんまであとすこし!」(ベネッセコーポレーション)、「おうちクエスト」(竹書房)など。

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