うんちはおむつで
次男はうんちをしたくなると、自分でおむつにはき替えてうんちをしています。おしっこができるようになってから半年くらいこの状況が続いているので、そろそろうんちもトイレでしてほしいと思っていた私。
ある日の朝、リビングに置いてあるおむつのケースがちょうど空になっていました。そこで私はおむつのストックがあることを隠して、次男に「おむつなくなっちゃったから、次のうんちはトイレ行くしかないみたいだね」と言ってみました。次男は「やだやだ。トイレ怖いからおむつ買ってきて」と困った様子でしたが、そのまま保育園に登園しました。
やけに寒がる次男
いつも保育園から帰ってきた夕方ごろにうんちをする次男。私はトイレに行けるのか楽しみにしていました。でもなかなかうんちと言い出さないので、「今日は出ないのかな」と思っていたら、急に次男が「寒い」と騒ぎ出しました。
部屋の温度は快適だし、服装も問題なさそう。私は次男にブランケットを渡して、くるまっておいてと伝えました。次男はブランケットを肩に掛けたものの、すぐにブランケットを放置してテレビに夢中になっていました。
うんちを漏らしてしまう
しかし数分後、また「寒い寒い!」と騒ぎながら、部屋を走り回る次男。その後、大声で泣き出してしまいました。私はびっくりして駆け寄ると、「うんち出ちゃった」とぼそり。うんちをパンツにしてしまったことが、とても悔しかったようでした。必死で我慢していたため寒く感じてしまったのかと気づき、私は反省。
このときにも「トイレでうんちすると、気持ちいいよ」と伝えましたが、「トイレ怖いから嫌。絶対おむつ」と言い、一層かたくなな態度になってしまいました。「じゃあ明日おむつ買うね」と話すと、すごくホッとした表情をした次男。私はかわいそうなことをしたと思い、胸が痛みました。
保育園の先生にこの話を伝えると、「焦らなくて大丈夫。トイレ行ってくれるとうれしいな、という感じでやさしく声をかけながら、本人がトイレに行きたくなるのを待ちましょう」と言われました。無理やりトイレでさせようとするのは、逆効果だと痛感。次男の気持ちに寄り添って、気長に見守っていこうと思います。
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監修/助産師 松田玲子
著者:土田えり子
2人の男児の母。元記者で、現在はフリーランスとして企業のリリース記事や、自身の子育て体験談などを執筆中。