※コロナ禍前の体験談です。
育児書を読む!
妊娠中は、1年の間に急成長する赤ちゃんと、産後のママの体の変化などについて育児書を通して学びました。実際に出産をしていないので実感が湧かないこともありましたが、見ないよりは見たほうがいいと思ったのです。
授乳についてわからないことが多く不安でしたが、出産前に育児書を読んで知識を得たことで、初めての授乳にしては戸惑うことが少なかったと思います。また、料理にも自信がなかった私は離乳食の作り方にも不安があり、ひと通りの離乳食の流れを知れたのはとてもよかったです。
出産を経験した友人の話を聞く
学生時代の友人たちが出産を経験していたので、空いている時間に新生児の子育てについて質問をさせてもらいました。
私は妊娠中で時間があったので、子育て中で忙しい友人たちの都合に合わせ、空いている時間にさまざまな話を聞くことができよかったと思います。あらかじめ育児書に目を通してから質問をしたので、友人たちの育児経験を聞くとすんなり理解ができました。
実際に赤ちゃんを抱く
当時、生後3カ月の子どもをもつ友人がいたので、実際に赤ちゃんを抱かせてもらいました。首がすわる前とすわったあとの抱き方が違うことなどを教わり、大変勉強になりました。
育児本だけでは赤ちゃんを抱く感覚はわかりませんでしたが、実際に抱いてみると体温を感じ、1つひとつの仕草がかわいらしく、愛おしい気持ちが芽生えたのを覚えています。おかげで育児に対して不安感でいっぱいにはならず、早く自分の子どもに会いたいと誕生を心待ちにすることができました。
今まで経験したことがない出産や育児の不安に押し潰されそうな私が前向きな気持ちになれたのは、育児本や友人の協力によるものです。育児は本だけで解決できるものではないですし、赤ちゃんも1人ひとり個性があるので、本の内容や聞いた話に当てはまらないことも多々あります。しかし、事前に頭に入れておいた知識が、私の自信となったことは間違いありませんでした。
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イラストレーター/まっふ
監修/助産師 松田玲子
著者:神崎 ハナ
2児の母。発達障がい児の育児に奮闘中。育児や健康に関する記事を執筆中のライター。教職員や福祉の資格を持つ。