次男のおなかが膨らんでいる
1カ月健診では、小児科医から「おなかの膨らみは自然に治まることが多いから、心配ないよ」と言われてはいたものの、超音波検査をしなければならなかったり、うんちが出なければマッサージをしたり、少し不安な新生児期でした。
生後1カ月半ごろ、やっと次男のおなかの膨らみが落ち着いてきたとき、私は「あれ? 出べそ?」と、次男のおへそが少し出ていることに気が付いたのです。「おなかが膨らんでいるときは気づかなかったけど、出べそだったんだ」とそのときは軽い感じで受け止めていました。
おへそが急に出てきて!?
おなかの膨らみが落ち着くと同時に出てきたおへそ。私は不安になって産院の助産師さんに電話しました。助産師さんからは、「自然に治まることが多いから様子をみて」と助言され、「自然に治るならよかった……」と安心した私。
しかしおへそは日を追うごとに出てきて、気づけば大人の親指大ほど出ていたのです! 知り合いのママ友に相談したら、「小児科医に診てもらったほうがいいよ」と言われて急いで受診をしました。
現在のおへその状態は…
「手術が必要と言われたらどうしよう」と、受診日まで私は不安でいっぱいでした。そして受診当日、小児科の先生は「この程度なら、成長するにつれて自然に引っ込むことが多いから経過観察でいいでしょう」と言ってくれたのです。手術や入院も覚悟していたので驚きましたが、先生の言葉にとても安心しました。
そして、「最初から専門家に診てもらっていれば、不安な日々を送らなくてすんだのに」と反省しました。その後、生後3カ月目くらいから出べそが小さくなり、今ではまったく気にならないほどきれいなおへそになっています。
次男は生後間もないころからおなかに少し問題があり、私自身不安な日々を過ごすことが多かったです。おへそが急に出てきたときは、「入院になったらどうしよう。2歳の長男のお世話をどうしよう」と勝手に不安になり、自分を追い込んでいました。悩む前に、専門家に診てもらうことが一番の解決策だと改めて学んだ出来事でした。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:岩見えり/女性・主婦。2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。
イラスト:ホッター
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています