子どもができたら夫が別人のようになった話 第29話
「換気と娘の命とどっちが大事か?」という訳の分からない天秤を突きつけられ、怒りが静まらないさやこさん。
寝る前に夫の発言の真意を確かめたく、「どういう意味だったの?」と聞いてみることに。
しかし、夫は何も答えようとせずに寝たふり。
結局、さやこさんの質問に答えることはありませんでした。
「子どもができたら夫が別人のようになった話」第29話。前回さやこさんが換気をしていると、夫から「部屋の換気と娘の命とどっちが大事なんですか?」と言われてしまいます。夫の冷たい言い方に深く傷ついたさやこさん。夜寝る前に夫に真意を確認するため、質問をしてみるのですが……?
これまでのエピソード全部がコミュニケーション不足で、この夫婦どちらも頭悪いですよね。
カメラだって、普通のカメラを買おうが見切れるし、充電もきれますよね。そういうのが苦手であれば買ってすぐ一緒に練習すればいいんです。
哺乳瓶だって、いろいろ調べて選んだかもしれないです。病院で言われたことを盲目的に信じ、「私が言ったとおり買ってくれない」と不満を感じる前になぜそうなったのかをしっかり話し合うべきです。日頃からミルクの飲みが悪くて少しでも飲みやすいやつにしようと思ったかもしれないですし、病院の説明に納得してないのかもしれないですよね。
こどもの状況も共有されず寝られると、次のミルクの時間がわからず困ったかもしれない。どういうしんどさなのかとかも教えてもらえなかったことで、いつまで続くのか、翌日仕事を休むべきなのかもわからなくて不安でいっぱいだったのかもしれません。
こどもを任されれば、偉いのはあたりまえです。夫婦の共同作業である子育てはどちらがしても、どれぐらいしても偉いんです。妻も当然偉いし、夫も偉いんです。相手に感謝したり、相手を労っても自分はなにも損しないしお互いに気持ちいいのに、それぐらいやってあたりまえだから偉くないという発想がとても寂しいです。そういう発想が、女性は子育てして当たり前だから育児してても偉くないという間の抜けた主張の原因だと思っています。
子育てを自分がやっているという自負がいつの間にか自分が上司で相手が部下のような感覚になり、自分が正しい、相手は私の言うことを聞くべきという意識になっていくのでしょうか。自分の気持ち、自分の考えばかりを大事にすると相手との心の溝はどんどん深まっていきます。お互いに慮って、譲歩していくのができないのであれば離婚まっしぐらだと思います。