PMDDの症状でポンコツ化した私 第8話
前回、PMDDの症状に悩まされながらも夫に家事や育児を手伝ってもらい、つらい1日をどうにか乗り切ったなおたろーさん。今回は最終話ということで、なおたろーさんの過去から現在までを振り返ります。
ーー学生や社会人時代にうつの症状が出ても、誰にも相談できないまま。結婚して子どもが生まれてからは家族に感情をぶつけてしまったりして、すごくしんどくなりました。「もう自分が死ぬか誰かを刺してしまうかもしれない」と考えるようになり、ようやく病院に行く決心がつきました。
PMDDだとわかってからは、夫、母、子どもがいろいろ協力してくれました。子どもも幼いながらに「ママ今はしんどいときなんだ」と理解してくれます。周りに理解してくれる人がいてくれるのといてくれないのでは、全然違います。たまにポンコツになってしまい迷惑をかけることもあるけど、自分なりにできることを今後もやっていきたいと思います。ーー
なおたろーさんは自身の体験を振り返り、そう語っています。本作を描き始めた理由も、当時ネットにPMDDの情報があまりにも少なく、同じように悩む人の参考になればという思いから。
なおたろーさん夫婦のように「それくらいのことならやっておくよ」「別に大丈夫だよ」とやさしい言葉をかけてくれる理解者がいるだけで、PMDDの方々は安心できますよね。これからPMSやPMDDの一般認知度が高まり、1人でも多くの方がラクに過ごせるようになればいいですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師REIKO
なおたろーさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
-
前の話を読む7話
夫が神対応!?ベッドに様子を見にきた夫の対応に思わず涙… #PMDDでポンコツ化 7
-
最初から読む1話
「体が動かない」生理前、PMDDに襲われ… #PMDDの症状でポンコツ化した私 1