ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。
夏祭りでYちゃんのお母さんの異変に気づいてから3カ月後、Yちゃんのお母さんは帰らぬ人となりました。
知らせの電話を受けたあの日、信号の向こう側に疲れきったYちゃんのお父さんを見かけました。
YちゃんとYちゃんのお姉ちゃんのためにコストコで買っていた冷凍食品を渡しそびれていた私は、お父さんに声をかけようと思ったのですが、こちらに気づかず通り過ぎて行ったので、また今度でいいやと思い自宅マンションへと向かいました。
マンションの駐車場に着くと、珍しく別のお母さんから電話がかかってきました。
「もしもし?」と返事をすると「Yちゃんのお母さんのことやねんけど……」とそのお母さんは話始めました。
保育園のお母さんには病気のことを伏せていたので、アレ? と思いました。
「どうする?」と聞かれたので、お見舞いの相談だと思った私は「お見舞いですか?」と答えました。
すると、相手のお母さんは「旦那さんがYちゃんのお母さんのFBにメッセージあげててんけど……」と口ごもっていました。
心臓がドキンとなりました。
え? ひょっとして、ひょっとして……。
最悪の事態が頭を巡り、まだ全然寒くもないのに、全身が震えてきました。
「亡くなっちゃったんですか!?」
本当はどうだったのかわかりませんが、電話越しに声を荒げてしまったような気がします。
どうしよう。どうしよう。
私にできることは何もないのに「どうしよう」とひたすら思い続けました。
イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています!