眠気に負けて座ったままうとうと
生理前になると眠くなる私は、生理予定日付近になると睡眠時間を多く確保するよう心がけています。しかしその日は、毎週楽しみにしていたドラマの放送日ということもあり、いつもより少しだけ夜更かしをしていたのです。
ローテーブルに肘をつき床にぺたんと座ったままテレビを見ていた私は、頭では早く寝たほうがいいと理解しつつも、「リアルタイムでドラマを観たい」というファン心理で起きていました。
ですが、どのタイミングで意識を手放してしまったのか、私はドラマを観ていた姿勢まま、うとうとしてしまったのです。
起きたらカーペットが血まみれに!
結局私は、テーブルに突っ伏したままぐっすり眠ってしまいました。そして約2時間後、私はふと目を覚まします。そして、目覚めると同時に下腹部に違和感を覚えたのです。
「寝ている間に生理がきたんだ!」と気づき、一気に覚醒した私はトイレに行くために立ち上がりました。しかし、立ち上がってびっくり! 私は床に敷いていたカーペットに大量の経血を付けてしまっていたのです。
そのカーペットは、あたたかみのあるベージュカラー。最近買ったばかりのお気に入りでした。
買ったばかりのカーペットを再購入
その後、私はカーペットについた汚れを落とそうと努力しましたが、漏れた経血がカーペットに転々と付着し奥深くまでしみ込んでいたため、どうやっても除去できませんでした。「こんなことならドラマのために夜更かしなんてせずに、ナプキンを当てて早めに寝ていれば……」と思いましたが、後悔してももうカーペットは元に戻りません。
ベージュカラーで落とせなかった経血の跡が目立つため、汚れたカーペットは泣く泣く処分。しかし、捨てたカーペットの色味や肌触りがどうしても忘れられなかった私は、後日まったく同じ商品を再購入しました。
無駄なお金がかかってしまったことで私はひどく反省し、現在は「生理前に眠たくなったら、大人しく寝る」というマイルールを作っています。
生理前の眠気を無視して普段通りの生活を送った結果、出費がかさむ大失敗をしてしまいました。今は「生理前の不調はいつまでも続くわけではないので、眠いときはたくさん寝よう」と自分に言い聞かせ、少しでも長く休むことを心がけています。
著者/ごとうゆき
監修/助産師 REIKO
イラスト/マメ美
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