お葬式で、おじさんは芸子に鈴ばあばがどんな母親だったのかを話してくれました。この話が、この後の芸子の人生を変えることになるとは、このときは知る由もなかったのです……。
悲しすぎる別れ…
おじさんに仕事を辞めたことを話すと、とても残念がってくれた。そして、つい私は言ってしまった。
「小さい子どもがいたらしょうがないよね。母親だしさ。」
するとおじさんは、私に教えてくれた。鈴ばあばがどんな母親だったか。
話を聞いたとき、衝撃的すぎて、本当にお茶を拭きこぼしそうになった。うそでしょ? 鈴ばあばってそんな人だったの!?
ここから、私の人生が、変わるのでした……。
監修/助産師 松田玲子